QTモバイルがソフトバンク系格安SIM事業に進出!

公式サイト:http://www.qtmobile.jp/beginner/s_type/

九州を拠点としてMVNO事業を展開しているQTモバイル。

九州電力グループという強固なバックボーンを持ち、大々的にテレビコマーシャルを展開するなど徐々に知名度を上げてきています。

そのQTモバイルが、2018年2月1日からソフトバンク系格安SIM事業に進出することを発表しました。

昨年日本通信が先鞭をつけたソフトバンク系格安SIMですが、それに追随する形で何社かのMVNOが既にソフトバンク系格安SIMをリリースしています。
今回のQTモバイルの発表はその流れに乗った判断でしょう。

そこで今回はQTモバイルのソフトバンク系SIMの特徴、及びQTモバイルの試みの裏にある販売戦略を解説いたします。

利用料金は音声+データで月額1,700円~

今回の発表では、まだ予定ではありますが、2月1日からの料金プランもあわせて公開されています。

QTモバイルのホームページによると、音声+データプランで月額1,700円からとなっており、データ容量に応じて料金が変わる段階制となっています。

では、競合となるであろう日本通信の「990ジャストフィットSIM」と料金を比べてみましょう。

参考:990ジャストフィットSIM公式サイト

データ利用量 990ジャストフィットSIM QTモバイル
音声+1GB 990円 1,700円
音声+3GB 1,990円 1,800円
音声+6GB 3,490円 2,500円
音声+10GB 5,490円 3,500円
5分かけ放題オプション 500円 850円

このように、日本通信の「990ジャストフィットSIM」プランと比べると、データ1GBの時以外はすべてのデータ容量の段階でQTモバイルの方が安くなっています。

また、データ容量も日本通信が10GB上限であるのに対し、QTモバイルは30GBが上限となっており、毎月多くのデータを使用するユーザーに有利となっています。

QTモバイルはデータ量に応じた価格の上がり幅が小さいため、20GBで5,100円、30GBで7,100円と、ユーザーにやさしいプランとなっています。

また、「990ジャストフィットSIM」プランと異なり最低利用期間の設定が無いのもうれしいですね。

なお、「990ジャストフィットSIM」は毎月の利用実績に応じて課金される仕組みであり、一方のQTモバイルはあらかじめデータ利用料を決めて支払うパターンです。

従って、毎月データ量の変動の大きいユーザーは長い目で見ると日本通信の方が割安になるケースもあります。

あわせて、音声通話部分に関する「5分かけ放題」ですが、QTモバイルは2月1日より5分→10分に拡大することを発表しているため、これを考慮するとQTモバイルの優位性はさらに高まりますね。

これによりQTモバイルは全キャリア対応MVNOへ!

今回QTモバイルがソフトバンク系格安SIM事業を開始することに伴い、国内でも珍しいNTTdocomo・au・ソフトバンクという主要全キャリアに対応したMVNOとなります。

NTTdocomoとau、あるいはNTTdocomoとソフトバンクという2キャリア対応のMVNOなら何社かありますが、3キャリア対応は国内初です。

これはMVNO事業者の中での優位性を高めることになり、どのキャリアを利用しているユーザーでもSIMロック解除をせず容易にQTモバイルへ乗り換えができることとなります。

また、docomo系SIMもau系SIMも毎月の利用料金の安さは別格。

現在行われているキャンペーンを利用すればデータ+音声SIMが3GBで990円、6GBでも1,590円とこちらが心配してしまうような料金設定です。

MVNEとしてIIJやmineoを使用しているので品質も折り紙付き。
MNP先として有力な候補となりますね。

まとめ

QTモバイルは独自のユニークな戦略を採用することでも知られています。

今回の全キャリア対応以外にも、手厚い端末保証制度や他では扱わないレア端末をセット販売することもあり、今最も勢いのあるMVNOのひとつと言っても良いでしょう。

MVNOの真価が問われる2018年、目が離せない事業者のひとつであることは間違いありません。

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この記事を書いた人

h.katsura
h.katsura
福岡出身のフリーライター。就職を機に上京し人材コンサルタントや外資系ITベンチャー企業に勤務。
20年余の東京生活にピリオドを打ち2015年に福岡へUターンしフリーライターとして活動開始。