ソニーの携帯ゲーム機、PlayStation Vita(PS Vita)の初期モデルには、ドコモの3G通信回線が使える3G/Wi-Fiモデルがあります。
最近、この初期モデルが出荷を打ち切り、あわせてドコモが提供してきた専用の3G通信プランのうち、手軽に使えるプリペイドデータプランも終了すると発表がありました。
3G/Wi-Fiモデルを使っている人にとって、安価なデータ通信プランがなくなるのは辛いところです。
でも大丈夫、ドコモの回線が使える格安SIMを使えば、これまで同様にモバイル通信を利用してゲームが楽しめます。
3G/Wi-FiモデルがあるPS Vita 1000シリーズが出荷を終了
ソニーの携帯型ゲーム機「PS Vita」には、2011年12月に発売された初期モデル(PCH-1000シリーズ)と、2013年10月発売の新型モデル(PCH-2000)の2種類があります。
新型モデルは、軽量やバッテリーの持続時間が長いなど、初期モデルと比べて使い勝手が向上しています。
一方、初期モデルにはひとつだけ新型にはない特徴があります。ドコモの3G回線が利用できる3G/Wi-Fiモデルがあるのです。
場所を問わずどこでもモバイル回線を通じてゲームが楽しめるとあって、3G/Wi-Fiモデルは今も人気があります。
ところが最近、初期モデルの出荷が終了したのです。ソニーストアのPlayStation Vita購入ページを見ると初期モデルは姿を消し、販売されているのは新型モデルのみになっています。
初期、新型の両モデルのどちらにもWiFi機能は備わっていますが、速度は遅くとも3Gデータ回線が使える初期の3G/Wi-Fiモデルは貴重な存在でした。今回の出荷停止を残念に思うPS Vitaユーザーも多いのではないでしょうか。
ドコモが提供していた専用プリペイドデータプランもサービスを終える

初期モデルの出荷停止とあいまって、3G/Wi-Fiモデルのユーザーにとってもうひとつ残念な発表がありました。ドコモは、PS Vita 3G/Wi-Fiモデル専用に提供してきた3G回線のプリペイドデータプランを、2017年3月31日で終了すると告知したのです。
今後ドコモから提供されるのは、「デバイスプラス300」および「定額データプラン」のみとなります。
しかし、どちらも通信料金として月額数千円ほどかかります。今となっては通信速度が遅い3G回線で、しかもこの割高な料金では好んで移行する気になれないでしょう。
せっかくの3G/Wi-Fiモデルも、データ通信回線が使えなくなっては場所を問わずにゲームを楽むことができません。これまで通り、安価にデータ通信回線を使う方法はないのでしょうか。
ドコモの回線を使った格安SIMを使えば3G通信が利用可能
PS Vita 3G/Wi-Fiモデルの3G通信機能を生かすための救世主となるのが格安SIMです。
プリペイドデータランはドコモの回線でサービスを提供しています。
そのため、ドコモの回線を用いている格安SIMを使えば、プリペイドプラン終了後もモバイルデータ通信を利用することができるのです。
格安SIMは、データ通信のみのプランを契約すればよく、さほど使わなければ通信費は月額数百円から1,000円程度ですみます。
格安SIMの設定方法については週刊アスキーの次のページに詳しく書いてあります。
月980円のLTE SIMはPlayStation Vitaと相性バッチリだった
格安SIMを使えば今後もPS Vita 3G/Wi-Fiモデルを持ち歩いて、いつでもどこでもゲームをプレイできそうです。
まもなくサービスを終了するプリペイドプランの代替策として検討してみてはいかがでしょうか。
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