Huawei、怒涛の新製品ラッシュ!

2017年に入り次々と新しい機種を以上に投入しシェアを拡大してきたHuawei。
その総仕上げとして、フラッグシップとなる「Mate」シリーズの最新モデルとなる「Mate 10 Pro」と「Mate 10 lite」が12月に発売開始されました。
前シリーズの「Mate9」は単一モデルのためグレードが存在しませんでしたが、今回のMate 10では「Pro」と「lite」という2つのグレードを用意し、ニーズに応じてユーザーに選んでもらうという形をとっています。
こういった多モデル展開は今年のHuaweiに多く見られた特徴であり、P10シリーズやnovaシリーズなど多くのHuawei端末で多モデル展開が行われています。
これでHuaweiの現役モデルは全部で4シリーズとなりました。
それぞれのシリーズの特徴を簡単におさらいしておきましょう。
- Mateシリーズ……同社のフラッグシップモデル。最上位スペックの機能を有するハイエンドモデル
- P10シリーズ……ハイエンドからエントリーまで幅広いユーザーに対応した普及モデル
- novaシリーズ……自撮りカメラやオーディオ機能を強化した若年層にフォーカスしたモデル
- honorシリーズ……機能的にはP10に近いが販売網を絞って展開する戦略モデル
このように、それぞれのシリーズに特徴を持たせ市場に投入しています。
では、今回発売されたMateシリーズの詳細なスペックなどをご説明しましょう。
新発売のMate 10 ProとMate 10 liteはこんな機種
今回、Mate10シリーズは2つのモデルが投入されています。
Mate 10 ProはAndroidスマホの中でも最上位に位置するハイスペックモデルであり、店頭販売価格も9万円前後と高めに設定されています。
対するMate 10 liteはProからいくつかの機能を省き、多少スペックダウンさせたモデルです。
スペックダウンと言っても元々が最上位のモデルをベースとしているため高機能であることは変わりなく、店頭価格も5万円弱とAndroidスマホの中ではやや高い値付けとなっています。
簡単にそれぞれのスペックを見てみましょう。
【Mate 10 Pro主要スペック】
OS | Android8.0対応 | バッテリー | 4000mAh |
メモリ | 6GB RAM/ 128 GB ROM | 重さ | 178g |
CPU | Huawei Kirin 970 | ディスプレイ | 6インチ |
カメラ | メインカメラ(ダブルレンズ): 1200万画素+2000万画素モノクロ インカメラ: 800万画素 |
カラバリ | 2色 |
【Mate 10 lite主要スペック】
OS | Android7.0対応 | バッテリー | 3340mAh |
メモリ | 4GB RAM/ 64 GB ROM | 重さ | 164g |
CPU | Huawei Kirin 659 | ディスプレイ | 5.9インチ |
カメラ | メインカメラ(ダブルレンズ): 1600万画素 + 200万画素 インカメラ(ダブルレンズ): 1300万画素 + 200万画素 |
カラバリ | 2色 |
このように両モデルにはCPUをはじめメモリ・バッテリー、サイズなどに違いがみられます。

なお、このMateシリーズの最大の特徴であるカメラですが、Mate 10 Proにはカメラ大手ライカレンズを搭載しています。
ライカと言えばカメラマニアの方なら誰もが憧れるドイツの名門ブランド。
レンズの明るさ、色彩、ボケ具合どれをとっても超一級品として知られており、そのライカレンズを搭載しているとあればこの価格でも安いと感じてしまいます。

Mate 10 liteの方はライカレンズではないようですが、代わりにイン(内側)カメラにもダブルレンズ方式を採用。
ポートレート撮影などでもきれいなボケ具合を再現することが可能であり、自撮りが楽しくなりそうです。
■Mate 10 ProとMate 10 liteが買える格安SIM事業者はどこ?
さて、Mate 10 ProとMate 10 liteを入手しようとした場合、どの格安SIM事業者を選べばよいでしょうか。
2017年12月時点でこの2機種を取り扱っている事業者とその価格を以下ピックアップしてみました。
楽天モバイル
Mate 10 Pro 一括払い 89,800円(税別) 分割4,041円(税込)+分割手数料
ただし、スーパーホーダイ3年契約に同時加入で一括69,800円。
OCNモバイルONE
Mate 10 Pro 一括払い 69,800円(税別) 分割3,348円(税込)×24回 ただしいずれもSIMとのセット契約限定
IIJmio
Mate 10 Pro 一括払い 79,800 円(税別) 分割3,350 円(税抜)×24回
その他、イオンモバイル、ニフモなどでMate 10 Proを取り扱っています。
また、amazonやヨドバシドットコムなどの通販サイトでも単体購入できます
一方のMate 10 liteですが、どうやらセット販売している事業者がないようです。
こちらは通販サイトで購入もしくは店頭における独自のセット販売を利用することとなりますね。
まとめ
今年完全に格安スマホ業界の主導権を握ったHuawei。
フラッグシップモデルの投入によりその地位をより盤石なものにしようとしています。
特にMate10Proはそのスペックの高さにSNSでも購入報告が続出しており、今後も多くのユーザーが手にすることでしょう。
格安SIM各社も年明けから春に向けてさまざまなキャンペーンを展開してくるため、今後さらにお得に購入する機会があるかもしれませんね。
この記事を書いた人

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福岡出身のフリーライター。就職を機に上京し人材コンサルタントや外資系ITベンチャー企業に勤務。
20年余の東京生活にピリオドを打ち2015年に福岡へUターンしフリーライターとして活動開始。