各MVNOがセット販売取扱開始
待望のHUAWEI P10シリーズが日本市場でリリースされ、早2週間近くが経過しました。
この間、各量販店での大々的な店頭展開に加え、各MVNOでもP10シリーズの取り扱いが開始され、格安SIMとのセット販売を中心としたキャンペーンが行われています。
単体で購入するとそこそこの価格となるP10(無印)やP10Plusもセット販売だとやや安くなることもあり、売れ筋商品として店頭でも目立つPOPをつけユーザーを引き寄せています。
このように多くのMVNOが待ち望んでいた人気機種HUAWEI P10シリーズ。
2017年6月末時点での取り扱い端末と価格をMVNOごとにまとめてみました。
楽天モバイルやUQモバイルをはじめ大手MVNOはほぼすべて取り扱うP10シリーズ
【MVNO別P10シリーズ取扱い有無と価格】
P10Plus | P10(無印) | P10Lite | 備考 | |
楽天モバイル | 69,984円 | 63,504円 | 26,784円 | 期間限定/Web限定 公式サイト |
OCNモバイルONE | × | 63,504円 | 25,704円 | 公式サイト |
DMMモバイル | 67,824円 | 60,264円 | 28,944円 | キャンペーン中 公式サイト |
LINEモバイル | × | 71,064円 | × | 公式サイト |
UQmobile | × | × | 33,804円 | 別途毎月サポートあり 公式サイト |
mineo | × | 65,154円 | 29,808円 | 公式サイト |
IIJmio | 69,984円 | 61,242円 | 28,944円 | 8000円引きキャンペーンあり 公式サイト |
Bicsim | 71,064円 | 63,504円 | 24,624円 |
※価格は一括払い(税込み)。通話SIMと同時申し込みで計算。
※各モデル最安値は赤文字で表示。
このように主要MVNOでは間違いなくP10シリーズの取り扱いがあります。
今回発売されたのは合計3モデル。
中でもP10Liteは大人気機種P9Liteの後継機種であるため、ほぼすべてのMVNOで取扱いされていますね。
価格ですが、P10Liteが25,000円~30,000円と幅があります。
これは各社が目玉商品としてキャンペーン適用していることが要因のひとつでしょう。
UQモバイルは一見高く見えますが、毎月サポートとして利用料金から割り引く料金プランです。
例えばプランSならば864円、プランMとLならば1,404円が毎月減額となりますので、「実質」価格としてはプランSで13,068円 、プランM・Lならば無料という計算になります。
ただし、大手キャリアと同じく2年縛りであるため、2年以内の解約はペナルティが発生する点にご注意ください。
また、各社とも一括だけでなく分割払いにも対応しています。分割払いにすると割り引くという会社もあり、どこが一番お得なのかは支払い方法などによっても左右されます。
さらに広がるP10シリーズの取り扱い会社
実はここに挙げた以外にも、FREETELやY!mobileなどもセット販売を行っています。
Webでは告知されていませんが、Y!mobileは店頭契約に限定した15,000円引きキャンペーンなどを展開しています。このキャンペーンを利用するとかなりお得にP10シリーズを購入することが可能ですね。
また、その他のMVNOでも続々とP10シリーズのセット販売を開始しています。
このように多くのMVNOで取り扱われる機種はこれまで富士通やASUSが中心でしたが、P10シリーズの登場によりHUAWEIがその一角に食い込んだことがわかりますね。
HUAWEIは今日本市場において最も勢いのあるスマートフォンメーカであると言えるでしょう。
先日発売されたHUAWEIのnovaシリーズもそうですが、もはや中華スマホなどと揶揄することができないくらいに存在感は増しており、コストパフォーマンスに優れたメーカーとして多くのユーザーに支持されている結果がこの取扱い会社の多さにつながっているのでしょう。
まとめ
発売されたばかりのHUAWEI P10シリーズですが、既に価格comの人気スマホランキングでは、同じ2017年6月発売のソニーやサムスンといったメーカーに並んで上位に顔を出しています。
格安スマホとしては高い人気を誇るメーカーだけに、今後さらに販売数を伸ばしていくことと思われますが、やはりネックとなるのはおサイフケータイ機能が無いことですね。
日本市場により深く食い込むためにはおサイフケータイ機能の実装は不可欠。
ただし、これについてもHUAWEI幹部が実装を明言していますので、近い将来おサイフケータイ機能を搭載した機種が投入されることと思われます。
そうなるとますますHUAWEIの勢いが止まらなくなりますね。

この記事を書いた人

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福岡出身のフリーライター。就職を機に上京し人材コンサルタントや外資系ITベンチャー企業に勤務。
20年余の東京生活にピリオドを打ち2015年に福岡へUターンしフリーライターとして活動開始。