■公式サイトhttps://www.freetel.jp/

格安SIMと個性的なオリジナルスマートフォンで一躍業界の風雲児となったFREETELブランド。

2016年から2017年にかけてRAIJINKIWAMIPrioriREIといった人気機種を次々と発売すると共に、高田純次や佐々木希を登用したテレビコマーシャルを派手に流していました。

しかし、経営状態は決して良好ではなく、2017年9月にMVNO事業を楽天に売却することを発表。

参考:https://ilmd.jp/trends/rakuten-freetel1709.html

今後は端末開発事業に専念すると報道されたばかりですが、それから3か月も経たない2017年12月4日、とうとう民事再生手続きに入ったことが明らかとなりました。

一時期は顧客満足度No1に輝くなど、大手資本下にある他の格安SIM事業者とは異なるサービスや端末ラインナップで一世を風靡したFREETELですが、激しい競争に敗れ市場から退場する憂き目にあうことになったのです。

これまでのユーザーはどうなる?

FREETELの事業は大きく「格安SIM事業」と「端末開発・販売事業」に分けることができます。

このうち、格安SIM事業は既報の通り楽天に事業を売却しているため、FREETEL加入者はこれまでどおりサービスを継続して利用することが可能です。

この点は安心して大丈夫ですね。

一方、デメリットを受けてしまうのはFREETELブランドの端末を利用している方です。

今回のプレスリリースによると、以下のサービスの受付を停止することが記されています。

  • とりかえ~る
  • 特別買取サービス
  • PREMIUM端末補償
  • FREETEL Coin

このうち、もっとも影響が大きいのが「とりかえ~る」サービスでしょう。

■公式サイト:https://www.freetel.jp/price/torikaeru/

「とりかえ~る」とは、2年契約の途中でも残金なしで機種変更できるサービスです。

24回分割払いで端末を購入した場合、通常であれば機種変時に残債を一括清算しなければ旧機種と新機種の2重の分割代金を支払わなくてはなりませんが、「とりかえ~る」は旧機種の残債を免除するという画期的なプランでした。

しかし、そのプランの受付が停止されたことにより、FREETELブランドの端末を利用しているユーザーは新しい端末に乗り変えるチャンスを失ってしまったことになります。

今後は他キャリアのユーザーと同じように、24回分割金を払い終わって機種変するか、あるいは機種変に伴う「2重払い」を甘受するかということになります。

まとめ

プラスワン・マーケティング株式会社は、今後ITコンサルティング会社MAYA SYSTEMの支援を受けて再生を目指すと報じられています。

しかし、高スペック低価格の海外端末が次々と日本市場に投入されている現在、端末メーカーとして生き残るのは難しいのではないでしょうか。

個性的な端末が人気だったFREETELブランド。

消滅してしまうのは悲しいですが、これも時代の流れかもしれませんね。

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この記事を書いた人

h.katsura
h.katsura

福岡出身のフリーライター。就職を機に上京し人材コンサルタントや外資系ITベンチャー企業に勤務。

20年余の東京生活にピリオドを打ち2015年に福岡へUターンしフリーライターとして活動開始。