「プレフィックス通話」で通話料金が安くなる仕組み

OCNモバイルONE公式サイト

大手格安スマホ会社の通話料金が安くなるサービスとして、「〇分までの通話はかけ放題」というプランがかなり浸透してきました。

これら各社の通話料金サービスは「プレフィックス通話」という仕組みを利用したサービスです。

今回はこの普段あまり聞きなれないプレフィックス通話について、わかりやすくご説明いたします。

プレフィックス通話=番号の頭に特定の数字を入れること

プレフィックス(Prefix)とは英語で「接頭語」という意味を持ちます。

プログラミングやデータ通信分野でもよく使われる用語ですが、わかりやすく言うと「数字や文字列の先頭に何かを足す」ということになります。

従って、格安スマホ各社が採用している通話料金割引サービスは、「発信する電話番号の先頭に数字を付け足す」ことで成立している通話だということですね。

このプレフィックス通話の中で最もメジャーなのが発信番号通知or非通知サービスです。

発信番号の前に「184(イヤヨ)」を付けると、相手にこちらの番号が開示されず非通知となるサービスはみなさんご存知でしょう。

この番号非通知サービスは、通話料金こそ変わりませんがプレフィックス通話の一種として広く認知されています。

これと同様に、発信する電話番号の前に、事業者ごとに決められた数字を付け足すことで、安い通話料金を実現すること、および定額通話の対象とすることが可能となるのです。

利用サービスによって先頭の数字が異なる

では、具体的にOCNのサービスを例に挙げてご説明します。

参考:OCNモバイルONE公式サイト

格安スマホサービスOCNモバイルONEを利用しているユーザーの場合、「OCN電話」というアプリを使い電話をかけることにより、月額固定料金の対象(or30秒10円の通話対象)となります。

そのアプリの発信場面を見てみると、

このように、市外局番の前に「003544」という数字が付加されているのがわかるでしょう。

この番号が先頭につくと、電話会社の方で「これはOCNモバイルONE契約ユーザーの通話」であることを認識し、通話料金定額(or割引)対象サービスであるとカウントされるのです。

もちろん、かけた相手にはこちらの正しい番号が表示されるので問題ありません。

先頭に付加される番号は事業者によって異なります。

OCNモバイルONEの場合は「003544」ですが、例えば楽天でんわだと「003768」、DMMトークだと「0037692」のように、それぞれの格安スマホ会社の提供サービスによって番号が違います。

通話料金を安くするには専用アプリの利用が便利

ただし、わざわざこのようなプレフィックス番号を覚えて発信の都度入力するのも面倒ですよね。

そこで「10分かけ放題 月額の通話料金800円」といった通話料金定額制や、「30秒10円」といった通話割引サービスを導入している格安スマホ会社の多くは、独自の通話アプリをリリースしています。

これらの通話アプリの特徴は、「自動的にプレフィックス番号を付加して発信する」という特徴を持ちます。

つまり、これらのアプリを使い電話をかけると自動的に通話料金が割引になるのです。

電話帳と連動させればデフォルトの通話アプリとおなじように利用できますし、ダイレクトに相手先電話番号を入力することもできます。

いちいちプレフィックス番号を手入力する必要が無いため、割引対象外通話にならずに済むというメリットもあります。

格安スマホ会社を利用している方は、このような自社の通話アプリがリリースされているか確認し、積極的に利用することをおススメいたします。

まとめ

大手キャリアでは、カケホーダイやスマ放題といった定額通話し放題プランが当たり前となっています。

しかし、格安スマホ会社ではまだ楽天モバイルしか定額通話し放題プランを導入しておらず、「〇分までの通話」を前提としたプランが主流です。

少しでも毎月の通話料を抑えるためには、このような通話アプリの利用を積極的に進めたいですね。

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この記事を書いた人

h.katsura
h.katsura

福岡出身のフリーライター。就職を機に上京し人材コンサルタントや外資系ITベンチャー企業に勤務。

20年余の東京生活にピリオドを打ち2015年に福岡へUターンしフリーライターとして活動開始。