格安スマホを購入。今使っている端末はどうする?
一般的な認知度も上がり、ますます利用者増加が見込まれる格安スマホ市場。新しい端末も次々とリリースされ、買い替え需要も旺盛になってきています。
そこで問題となるのが今利用している端末をどうするかという点。
3大キャリアであれば(iPhoneなど機種限定で)新規機種への変更時に古い機種を下取りしてくれることもありますが、格安スマホを提供しているMVNOの場合、旧機種の下取りサービスはほとんどありません。
となると、選択肢は限られてきます。
今使っている端末を売るか、あるいは捨てるか、ですね。
かなり古い機種で破損している場合、捨てるという選択肢もありでしょう。売ったとしても二束三文にしかならず、その労力が無駄です。しかし、発売から数年とまだ新しく、故障や破損もしていない端末の場合は売る方が良いと言えますね。
スマホなどの携帯端末を売却するにはどうすれば?
では、今使っているスマホなどの端末を売る際にはどのような販売方法が考えられるでしょうか。
現在、古い端末を売る際にメジャーな方法を以下いくつかピックアップしてみます。
1.買い取り専門店に持参する
GEOやTSUTAYA、ブックオフといった店舗は、店舗内にスマホ買取コーナーを設けています。また、ソフマップなどのスマホ中古販売店も買取コーナーがあります。
このような実店舗にスマホを持参し、その場で査定してもらった上で納得して買い取ってもらうという方法です。
2.ネット展開の買い取り専門店を利用する
実店舗展開はしていないものの、ネット上には多くのスマホ買取店があります。
店舗がない分高く買い取ってくれるショップもあり、まずはネット上での見積り査定も可能です。
3.オークションで売る
ネットオークションを利用して販売する方法です。高値で売れることもありますが、入札が無ければ売れ残る可能性もあります。
4.知人友人に売る
値付け次第では恩を売ることもできますが人間関係にひびが入ることもあります。
多くの場合、1もしくは2の方法で売ることが多いと思います。
また、より高く売ろうと3にトライする方も多いようです。
どの売却方法がお得なのか?
では、実際に売却するとした場合、どの方法がお得なのでしょうか。
ライターが普段使用しているiPhone5s(32GB)を、実際に見積りしてもらい比較してみました。
ただし、オークションに出品することはできないため、過去の出品から落札価格を推定しています。
2017年1月調べ iPhone5sシルバー(32GB )買取価格表
店舗名 | 店舗タイプ | 査定価格 |
GEO | 実店舗 | 10,500 |
TSUTAYA | 実店舗 | 9,600 |
大黒屋 | 実店舗 | 10,200 |
スマホステーション | ネット買取 | 3,800 |
モバイルステーション | ネット買取 | 7,000 |
イオシス | ネット買取 | 11,800 |
ヤフオク | ネットオークション | 14,800 |
このように、売却先によって大きく差が出る結果となりました。
念のためですが、状態としては比較的きれいであるため、実店舗に持ち込んで状態の良さを確認してもらったほうが高い査定結果が出る様です。
ネット買取の場合は実物の状態がわからないため、査定金額に幅が出やすくなっていると思われます。
このことから、仮に売却する端末が状態の良い物である場合、実店舗に持ち込み査定してもらったほうが良い結果になる傾向であることが言えます。また、状態の良し悪しに関わらずオークション販売は手間がかかる分高く売れるということになります。
売却方法によってはあらかじめデータ消去を!
このように、使わなくなったスマホには多くの売却方法があります。しかし、売却際には注意しておかなければならないことがあります。それは、スマホ内に残ったデータの削除。写真やメールはもちろん、連絡帳やLINEのログなど、個人やつながりを特定できるものは必ず消去しておきましょう。
また、モバイルSUICAやEdyなどのICアプリはすべてアンインストールしておきましょう。もちろん、SDカードを抜いておくことも忘れずに。
買取店によっては、データ消去をお任せでできる店舗もあります。
しかし、万が一の事態に備え、自分で消去できるデータは可能な限り消去しておきましょう。なお、最も手っ取り早いのは初期化してしまうことです。
まとめ
古い機種の売却は、新規機種の購入以上に価格差が顕著です。少しでも高く売りたいというのは人間として当たり前のこと。
そのためには、何社かの買取先の査定を比較検討して、少しでも高く売れるショップを見つけてください。
この記事を書いた人

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福岡出身のフリーライター。就職を機に上京し人材コンサルタントや外資系ITベンチャー企業に勤務。
20年余の東京生活にピリオドを打ち2015年に福岡へUターンしフリーライターとして活動開始。