導入までのこと
我が家の自宅のネット環境は光回線マンションタイプ。
家族で数台のPCを有線LANで使っていました。
外出時はガラケーのみで、主婦の私にとってスマホは月額が高過ぎるので諦めていました。
格安SIM・スマホは基本がクレジットカード支払いなのが気分的にネックでした。
今回は、新たに作る自分のクレジットカードを格安SIM支払い専用にすることにし、心配を減らして導入に動きました。
クレカを申し込んで審査が通った後のカードが手元に届くまでの数週間には、やることがいろいろありました。
まずは元から設置している光回線のモデムにつなぐ無線LANルーターを購入してWi-Fi環境を作りました。
格安SIM選びでDMMモバイルに決める
格安SIMを提供している多くの会社や多様なプランの中で、レビューにマイナス面がほぼ見当たらないことや最安級の月額などからDMMモバイルに注目しました。
自分に必要な月々の容量がまだ不明なので、DMMモバイルのサイトのサポートのチャットで、後でも簡単にプランの変更や追加チャージもできるという回答がすぐにありました。
今までキャリアやプロバイダのサイトやカタログが複雑怪奇で、サポセンにほとほと繋がりにくい上にたらい回しや誘導まがいの回答などもしばしばあったのですっかり不信感を持っている自分にとって、DMMモバイルのサイトはデザインがスッキリして必要な情報が明快で見易く、ほどなく多彩なプランの中で自分に合ったプランを探せました。

良心的だと思いましたが、そもそもこれが本来の形なのではないかと思いました。
サイトと個人の相性もあるかもしれません。
DMM通話SIMプランは最低利用期間(利用開始月の翌月から12ヶ月後の月末)内に解約すると9000円の手数料がかかるのに対して、データSIMプランの最低利用期間は1ヶ月なので随分気が楽です。
ガラケーもあり外出も比較的少ないことから、DMMmobile通話なしデータSIM 1GBプランにしました。
月額税込み521円という安さです。
SIMに適合するタブレットを選ぶ・・ASUS ZenPad 7.0 (Z370KL)
■ASUS ZenPad 7.0
端末とSIMのセットでは、両者が適合するか否か調べる必要はないものの端末代を分割で月額に上乗せする支払い方法よりも、自分で端末を選んで一回で支払っておきたかったので購入するmicroSIMに適合する端末をDMMモバイルサイトの「動作確認端末」で確認し、普通のスマホより一回り大きく見易くバッグに入る7インチタブレットが自分に使いやすいと思い、ASUS ZenPad 7.0 (Z370KL)SIMフリーモデルを購入しました。
DMMモバイル データSIM1GBの使用感
私のタブレットの使い方は、検索・動画・語学学習アプリ・地図・ナビ程度で、瞬間を競うようなゲームはやっていません。
在宅でWi-Fiでタブレットを使うことが多く、SIMを外で使う機会は週に数日で簡単な検索程度と少ないことから、容量の1GBのうち2割程度しか使っておらず、使い切れなかった容量は翌月にのみ繰り越されるため、常に1.8GB以上は使える状態です。
ただ仮に毎日外で使えば1GBでは足らないと思います。
今後もし毎日使う状況になったら、2GBプランは今より月に290円増で3GBプランでも370円増えるだけなので3GBを選ぶと思います。
今までつながりで特に困ったことはなく、ごくまれに繋がらない場合も、数分もして再試行すれば繋がっています。
データSIM1GBは契約した時は税込み月額639円で相当安いと思っていましたが、更に2016年4月から値下げになって税込み月額521円となり、DMMへの信頼度は上がりました。
旅先で
この秋の行楽シーズンに、新幹線で博多に行き2泊しました。
新幹線でトンネル内を通る時だけは必ず途切れますが、土地勘のない博多駅周辺や市内でもタブレットの地図で刻々と自分のいる場所が分かるので非常に助かりました。
車で長崎に行った際、高速道路走行中は時々途切れましたが、移動しているので数分後の再試行で繋がります。
山道でも街中でもカーナビが時々バグる時は、タブレットのナビがサブとして真価を発揮します。
佐世保での60分島巡りクルーズでは、現在地が地図の海上を時々刻々移動するのでとても面白く船旅ができました。
島原~熊本間の45分間のフェリーでも検索できました。
ホテルでは無線LANが使えて、旅行先でSIMを使った日数が週に3日だったので、その月も平常の使用量とほとんど変わりませんでした。
インターネット回線速度を計ってみた
■DMMmobile データSIM1GB
■使用端末 ASUS ZenPad 7.0 (Z370KL) Android6.0
まず比較参考として、
自宅でWi-Fi使用の数値(9回) 29、32、36、32、26、35、31、33、31(Mbps)
最小の26Mbpsは土曜午後、最大の36Mbpsが金曜のランチタイムであり、常によく繋がっているようです。
そして一方のSIM使用は、
自宅で9回計測 410Kbps~7.6Mbps

1Mbps以下になったのは2回で、ランチタイムと平日午後9時でした。
自宅外では、場所によってかなりの差がありました。
平日午前 総合病院ロビー 28 Mbps
平日午後 自宅から1キロの木造家屋内 28 Mbps
土曜夕方 回転寿司店内 1.6Mbps
土曜午後7時 某地方都市新幹線改札口 2.3Mbps
DMMポイント
毎月SIM購入分として10パーセントと、更にはクレジット決済で1パーセントポイントが付くのはかなり美味しい話だと思います。
有効期限はポイントの付与の仕方によって異なります。
格安でSIMを提供してくれたおかげで、晴れて私は外でネットができるようになり非常に満足しています。
あえてDMMモバイルへの唯一の不満点といえば、DMMポイントの使い道がほぼエンタメに限られている為、自分の場合はポイントを使わないままに毎月少しずつ失効していることです。
ポイントを使わない場合は、年に一回くらいボーナス割引でもしてくれたらもっとDMMファンになるかもしれません。
まとめ
インターネット回線速度を計ると、時間や場所によって速度にかなりの変化がありました。
使用感は、端末の状態などにも左右されるのだろうと思いました。
自分の実用では繋がらなくて困ったことはほとんどなく、もし、DMMモバイルの格安SIMはどうかと問われれば、「安いし、トンネルの中以外は良く繋がるよ」と答えるでしょう。
また、一般にタブレットを外で使い始めると、人からキャリアのスマホのようにお金をかけているように誤解されたり、、あまりに安いので怪しいものじゃないかと疑われることさえあるので、説明するのを躊躇します。
格安SIMのことを説明してみても理解されにくいという声もよく聞きます。
早く格安SIM・格安スマホのことが広く認知されて市民権を得られるといいなと思うこの頃です。
※個人の感想です。
この記事を書いた人

最新の投稿
格安スマホ最新トレンド2018.01.24SIM内蔵型スマートドライブレコーダー「Xiaomi 70 Steps Smart Rearview Mirror」、カーナビや通話など機能多数
格安スマホ最新トレンド2018.01.24SIMカードが使えるスマートプロジェクター「Sweam」、屋外でナイトシアターを楽しもう
格安スマホ最新トレンド2017.12.28ウェアラブル端末を意識した超小型Androidスマホ「Nanite」、バンドをつければスマートウォッチに
格安スマホ最新トレンド2017.12.13海外旅行好きの人にうれしい、世界200カ国で主要アプリがデータ無制限で使えるSIMカードAvirsim