表裏両面にディスプレイ搭載した斬新構造のスマホ「YotaPhone2」

■YotaPhone2

世界には実にユニークなスマホがあります。
表面だけでなく、裏面にもディスプレイがあるというスマホ「YotaPhone」もそのひとつといえるでしょう。
しかも、近々第三世代の新製品が登場するようです。

ロシアのYota Devices 社は2013年に世界に先駆けて一風変わったAndroidスマホをロシアやヨーロッパ向けに送り出しました。

本体の表面だけでなく、裏面にもディスプレイのある両画面スマホ「YotaPhone」です。

同社は中国のBaoli Yota Technologyの傘下となりましたが、YotaPhoneは進化を続け、現在は第二世代のYotaPhone 2が市場に出回っています。

参考:https://yotaphone.com/ru-ru/product/yotaphone2/

YotaPhone 2は、表面を上にして置くとどこにでもあるスマホと外見は同じです。
表面ディスプレイは5インチのカラー液晶で解像度はフルサイズです。

最大の特徴は裏面にあります。
裏面には4.7インチのモノクロEインクディプレイがついているのです。

Eインクは電子ペーパーとも呼ばれるディプレイで、電子書籍リーダーのKindle Papewhiteでも用いられています。

■Kindle Paperwhite

Eインクは液晶と比べて低消費電力であることや、画面のちらつきがないこと、そして明るいところでも視認性がよいといった長所を持ちます。

半面、表示動作が遅いことや白黒表示のみしかできないこと、電源を消しても表示が残ってしまう短所があります。

CPUはSnapdragon800で、8メガピクセルのカメラを搭載しています。データ通信はLTEに対応し、SIMフリーです。

残念ながらYotaPhone 2は日本で正式ルートで購入はできません。
そのかわりAmazonにある並行輸入品を購入できます。
並行輸入品を購入するなら、価格は2017年8月現在で30,900円で手に入ります。

2画面でスマホは使い勝手に革新をもたらす

■YotaPhone2

表面が表示動作の速いカラーの液晶、裏面が視認性に優れたモノクロEインクと、異なるディプレイを搭載した2画面スマホは、一般的な1画面スマホではこなせない使い勝手を与えてくれます。

たとえば、電子コミックを読むときは目が疲れにくいEインクディプレイを使い、ふと動画を見たくなったときにはスマホを裏返しにして液晶ディスプレイ上で動画を楽しむといった活用ができます。

言い換えれば、コンテンツ閲覧の二刀流です。

2画面表示は仕事での活用にも役立ちます。
Eインクでオンラインストレージに保存してある文書を閲覧して、液晶ディスプレイでメールやメッセージアプリを起動して担当者に指示を送ることができます。

アプリを切り替えずに作業ができるので、仕事の効率化が図れます。
さながらパソコンをデュアルディスプレイで使っているのと同じです。

ほかにも、ふと思いついたアイデアを液晶ディスプレイ上に起動したメモアプリでまとめている最中に辞書を引きたくなったときは、Eインク側で辞書アプリを起動して即座に調べものをするといった使い方もできます。

YotaPhone 2は、発売当初は液晶画面側ではAndroid 4.4が動作し、Eインク側では独自のOSが動作するようになっていました。

■Android 4.4

そのため、Eインク上で使えるアプリは限られていました。

現在では、ファームエアをアップデートすると両画面ともにAndroidを動かせるようになり、表面と裏面どちらでもAndroidアプリを起動させることができます。

2017年秋には第三世代のYotaPhone3が発売か

YotaPhoneには今、新たな動きが出ています。
2017年秋に、3代目となるYotaPhone 3が発売されようとしているのです。

参考記事:http://www.ubergizmo.com/2017/06/yotaphone-3-release-for-350/

最新機種となるYotaPhone 3は現行のものより筐体がやや大きめで、ディスプレイは表面が5.5インチの有機EL、裏面は5.2インチのEインクを搭載するようです。

価格は、RAMが64GBのモデルでおよそ350ドル、日本円で購入するなら3万9,000円になるもようです。

YotaPhone 3も現行機種と同様、日本で購入可能かは今のところ予定されていません。
もし、日本でも正式な取り扱いが決まれば購入を検討される方も多いでしょう。

YotaPhoneの最新動向には目を離せません。

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