音質を追求するユーザーの台頭

年々進化するスマートフォンの性能。

音質においてもユーザーの満足度を向上させる取り組みが数多く試行されています。
オンキョーの手による高音質にこだわったスマートフォン「GRANBEAT」もその一例ですね。

もちろん、格安スマホでも高音質環境を再現することは可能です。

その布石となるサービスが、2017年4月にU-NEXTから発表されました。

U-NEXTコンテンツが高音質で再生できるサービス

U-NEXTが発表したサービスは、「ドルビーオーディオ Androidモバイルアプリケーション」を取り入れたもの。

U-NEXT社はご存知格安SIMのU-mobileを提供しているMVNOでもありますが、このサービスはU-mobileユーザーだけを対象としたものではなく、U-NEXT会員を対象としてます。

>>U-NEXT公式サイト

このサービスについてご説明する前に、そもそもドルビーオーディオとは何なのかを簡単にご説明しましょう。

ドルビーオーディオは日本国内の多くの映画館が採用している音響システムであり、最大7.1chでのサラウンド環境を再現することができます。

簡単に言えば「高音質で立体的な音響」を実現するシステムです。

公式サイト: https://www.dolby.com/jp/ja/brands/dolby-audio.html

また、実際に数多くのスピーカーを配置するだけでなく、ヘッドホン環境においても同様の効果を得ることができる点が広く普及している理由の一つです。

このテクノロジーをアンドロイド端末でも実現可能としたのが「ドルビーオーディオ Androidモバイルアプリケーション」であり、U-NEXTはこれに対応した動画コンテンツを数多く配信し、スマホによる視聴でも高クオリティの音響で楽しむことを可能としたのです。

U-NEXTはこのドルビーオーディオ技術による再生を可能としたコンテンツを100タイトル以上ラインナップし、ユーザーへ提供することとしたのです。

主な作品名は「デッドプール」や「ゴーストバスターズ」「オデッセイ」「信長協奏曲」となっており、近年ヒットした映画を中心に魅力的な作品がラインナップされています。

利用できる端末に制限あり?

しかし、すべてのスマートフォンでドルビーオーディオ環境が実現できるかというと、どうやらそうではないようです。

そもそもドルビーオーディオ環境を実現するためには、スマホと音楽や映像などのコンテンツの双方がドルビーオーディオに対応していなければなりません。

公式サイト: http://www.ztemobile.jp/products/axon7.html

そしてアンドロイド端末の中でこのドルビーオーディオに対応しているのは、現在のところ以下のメーカーの製品だけとのことです。
(参考:ドルビー社のHPより)

  • ZTE
    AXON7、MONO MO-01J、Blade V770など
  • 富士通
  • シャープ
  • 京セラ
    ※上記3社はモデル名記載なし

従って、高音質のドルビーオーディオを体験するには、上記メーカーの端末を選ぶしかないというのは少し寂しい気がしますね。

しかし、高音質を求めるユーザーは増加しているため、今後多くのメーカーがスマホ上での音質追及に力を入れてくることと思います。

まとめ

一般的に、映画や音楽を高音質で再生しようとすれば、ホームシアターセットを揃えるなどそれなりの出費が必要です。一部のお金持ちの道楽的な意味合いが強いですね。

しかし、スマホによる高音質再生が普及すれば、一般ユーザーでも迫力のある音源を楽しむことが可能。
さらなる普及を目指し、コンテンツの拡充を図って欲しいものですね。

この記事を書いた人

h.katsura
h.katsura
福岡出身のフリーライター。就職を機に上京し人材コンサルタントや外資系ITベンチャー企業に勤務。
20年余の東京生活にピリオドを打ち2015年に福岡へUターンしフリーライターとして活動開始。