OCNでんわがすべての格安SIMユーザーで利用可能に!

■OCN公式サイト

2017年9月より、これまでOCNモバイルONEユーザーにしかメリットのなかった「OCNでんわ」が、「全ユーザー」に拡大し「OCNでんわキャリアフリー」としてリリースされました。

しかも「10分以内かけ放題」が全ユーザーにもれなくついてくるのです。

利用料金は月額1000円より!

■OCN公式サイト

この「OCNでんわキャリアフリー」のメリットは、何といってもSIM契約キャリアを変えずに誰でも利用できるという点。

唯一Y!mobileユーザーだけは通話方式が異なるため利用できないようですが、それ以外のキャリアであればwebから申し込むだけで手続き完了、後はアプリをダウンロードすればすぐに利用可能となります。

>>ONC公式(申し込みサイト)

OCNでんわキャリアフリーのサービスの特徴は以下の2つです。

1、通話10分かけ放題

相手がどのキャリアであれ、通話10分までかけ放題となります。
他社アプリだと5分かけ放題が多いですが、OCNでんわキャリアフリーはその倍であるため多少の長電話でも問題ありません。

2、10分通過後も通常の半額となる30秒10円

仮に通話時間が10分を超えてしまった場合でも、30秒10円で通話を続けることができます。

※なお、現在キャンペーン期間となっており、2017年11月末までは850円/月額で利用できます。

この「OCNでんわキャリアフリー」は、スマートフォンの契約事業者を問わず利用できます。

つまり、現在自社通話アプリを持っていないエキサイトモバイルやロケットモバイルなどのユーザーはもちろん、5分以内無料の楽天モバイルやDMMモバイルユーザーなども「OCNでんわキャリアフリー」と契約したほうが安くなるケースもあり得ます。

格安スマホの電話アプリはなぜ安くなるのか?

そんなに安いと、逆に不安になる方もいるでしょう。
ここではその安さの理由を徹底解説します。

OCNでんわや楽天でんわなどの格安スマホ電話アプリは、なぜ基本料金が30秒10円という金額で利用できるのでしょうか?

実は格安スマホの電話サービスには、データ通信サービスと同じように設備投資コストを削減し安い価格を実現しているという側面があるのです。

通常、大手キャリアの場合は30秒20円の通話料が発生します。(カケホーダイなどのサービスに加入していない場合)
この料金の内訳ですが、ドコモユーザーがドコモ相手にかけた場合は20円丸々ドコモの利益となります。

ドコモユーザーがソフトバンク相手にかけた場合は、ドコモからソフトバンクへ30秒2円の接続料を支払うため残りの18円がドコモの利益となります。
なお、この仕組みは他社大手キャリアも基本的に同じです。

通話料のほとんどが利益ということに驚くかもしれませんが、大手キャリアは通話エリアの拡大や通信施設維持のために莫大な投資を必要としているため、通話料だけでみると赤字であるとも言われています。

■基地局

一方の格安SIM事業者の場合、30秒10円の利用料をユーザーから徴収します。

その内訳ですが、格安スマホの基となる回線事業者(OCNや楽天ならNTTdocomo、UQモバイルなau)に対して2円、通話先事業者に2円払い、残りの6円が利益となります。

ご存知の通り通話に関する設備は大手キャリアの設備を借りているため、大規模な設備投資は必要としません。従って6円の利益の多くが手元に残るのです。

このように、プレフィックス通話サービスを行っている事業者は、莫大な設備投資をしない分利用者に安くサービスを提供することができるということです。

なお、格安SIM事業者によってかけ放題時間が3分~10分と違いがありますが、これは単純に「企業努力の賜物」と言えるでしょう。

インターフェイスは通常の電話アプリとほぼ変わらず

OCNでんわキャリアフリーアプリはAppStoreあるいはGooglePlayからダウンロードできます。

アプリのインターフェイスはスマートフォンにプリインストールされているデフォルトの電話アプリとほぼ変わりません。

端末に保存された連絡先の使用も可能であり、発着信履歴も確認できます。

プレフィックス通話のため発信番号の頭に0035-44が付きますが、着信相手には発信者の電話番号のみ表示されますので問題ありません。

まとめ

■OCNでんわ

これだけサービスの向上した通話サービスをOCN契約者以外にも提供するとなると、逆に既存のOCNユーザーが不満に思うかもしれません。

そう考えたのか、実はOCNでんわは、OCNモバイルONEユーザー向けにさらに機能を強化したサービスを提供しています。
それはよくかける相手3つまでは通話を無制限で無料にするというサービス。
他格安SIM会社ではまだこのサービスをリリースしている事業者が見当たりません。

>>「OCNモバイル」公式サイト参照

ここにきて安さでは差別化を図れなくなった格安SIM事業者は、音声通話サービスの拡充に力を入れ始めています。

IP電話もいまひとつ信頼性や利便性に欠ける今、音声通話サービスをどのように位置づけ、どのようなサービスを導入していくのか、各社の姿勢が問われることとなりそうですね。

自分にピッタリの格安スマホ会社を知る!
格安スマホへの乗り換えで料金が半額になるケースも! 格安スマホを選ぶコツを徹底的に解説します。

この記事を書いた人

h.katsura
h.katsura

福岡出身のフリーライター。就職を機に上京し人材コンサルタントや外資系ITベンチャー企業に勤務。

20年余の東京生活にピリオドを打ち2015年に福岡へUターンしフリーライターとして活動開始。