2016年10月、LINEが格安スマホ市場に参入した

参考:https://mobile.line.me/

スマホユーザーの7割以上が利用していると言われている「LINE」。
メッセンジャーアプリとしてはもちろん、スタンプをはじめとする独自のコミュニケーションツールや通話機能なども実装しており、今やFacebookやtwitterと並んでSNSの代表格とも言われています。

このLINEを運営しているLINE株式会社が2016年10月にサービスインさせたのが、MVNO事業の「LINEモバイル」
NTTdocomoの通信網を利用した格安SIM事業です。

他のNTTdocomo系MVNOと同じく、SIMフリーまたはNTTdocomo対応端末があれば利用すること可能であり、利用料金も割安に抑えられています。
そしてこのLINEモバイルには、SNSアプリ提供会社として特徴的かつ画期的なとある料金プランも実装されているのです。

他にはない独自のサービス「カウントフリー」

参考:https://mobile.line.me/plan/

スマートフォンによるSNSなどのコミュニケーションツールは、今や日常生活に必要不可欠なものとなっています。写真や動画の共有機能の充実に伴い、ユーザーがSNSに使用するデータ量も増加の一途をたどり、ヘビーユーザー向けの20GB~30GB/月といったデータプランを各社が相次いで投入しているほどです。

その中でもLINEは利用データ量の多いアプリであり、頻繁に利用するとその分データ量は増大してしまうことになります。
そこで、LINEは「最大データ量を増やす」のではなく、「頻度の高いSNSアプリの利用データ量はカウントしない」というプランを打ち出し差別化を図ったのです。

LINEモバイルではこのサービスを「カウントフリー」と呼び、仮に毎月指定のデータ容量をすべて使いきったとしても、カウントフリーに該当するアプリは速度制限なく高速通信で利用することができるのです。
では、実際にどのようなプランなのか、具体的な料金とともに見ていきましょう。

LINEだけでなく、他のSNSアプリのデータもカウントしない!?

LINEモバイルHPを見ると、料金プランは以下の2種類です。

プラン名 月額料金※ 特徴 上限データ量
LINEフリープラン 500円 LINEアプリの利用データ量はカウントしない(LINEアプリでの通話、メッセージ送受信などLINEアプリを使った通信) 1GB/月
コミュニケーションフリープラン 1,110円~
2,640円
上記に加え、Twitter、Facebook、Instagramの全機能のデータ利用量はカウントしない 3GB~10GBまで4コース

※ショートメッセージ機能及び音声通話料金は除く

LINE株式会社が運営元であるため、自社アプリのLINEに関するカウントフリーはある意味想定の範囲内ですが、他社アプリのデータ利用量もカウントしない「コミュニケーションフリープラン」は画期的ですね。

ここに挙がっている4つのSNSアプリは利用ユーザー数も多く、利用頻度も高いため毎月のデータ使用量は多いと言われています。これらのSNSアプリ利用に関するデータがノーカウントになるのであれば、他者とのつながりを重要視するユーザーにとってはとてもありがたいプランであると言えるでしょう。

SNSなどのデータ通信メインで利用する層にはとってもお得

このLINEモバイル、Youtubeなどの動画やドラマのストリーミングサイトを多く利用する方やスマホゲームを楽しむ層には不向きですが、SNSメインでスマホを利用している層にはこれ以上ない魅力的なプランです。
また、LINEをメインで利用するような方、またはメインではなくサブ機としてSNSメインで利用するといった方には他社プランよりもずっとお得に利用することが可能です。

そしてもう一つ、このLINEモバイルではデータ量を友人にプレゼントすることができます。つまり、つながっている友人同士で余ったデータ量をやり取りすることが可能なのです。わざわざデータ容量を追加購入することなく、友人から譲り受けることで上限を超えても速度が遅くならずに済むという点はさすがLINEと言ったところですね。
リリースから間もないためまだ一般的な認知度は低いMVNOですが、今度の認知度次第では一気にMVNOの上位に食い込んでくるような、そんな画期的なサービスではないかと思います。

この記事を書いた人

h.katsura
h.katsura
福岡出身のフリーライター。就職を機に上京し人材コンサルタントや外資系ITベンチャー企業に勤務。
20年余の東京生活にピリオドを打ち2015年に福岡へUターンしフリーライターとして活動開始。