b-mobile S スマホ通話SIM 8月16日発売開始!

「ソフトバンク系iPhoneで利用できる格安SIMを発売します。これによりMVNO市場は現在の倍になります」
このように宣言し、満を持して格安SIM市場へ「b-mobile S スマホ通話SIM」を投入した日本通信株式会社。

同社によると、「SIMロックを外せない推定900万人の利用者」がいて、ソフトバンクの高い利用料を払い続けているとのこと。

確かにこの900万人の10%でも囲い込めればそこそこのシェアを獲得することが可能です。

参考:b-mobile公式サイト

さて、その「b-mobile S スマホ通話SIM」が2017年8月16日に発売開始されました。
今回は発売直後の店頭状況をレポートしてみたいと思います。

大手量販店やパソコンショップなどで販売

日本通信のホームページによると、今回の「b-mobile S スマホ通話SIM」は、amazonなどのネットショップ以外に店頭での発売も大々的に予定しており、大手家電量販店やパソコンショップなどが販売先として名を連ねています。

参考:取扱い販売店一覧

特にビックカメラとヨドバシカメラという2大量販店を抑えているのは大きく、店頭での取り扱い状況が注目されていました。発売が16日であるため、店頭への浸透度や混雑度を鑑み、20日(日)に両店舗を訪問することとしました。

この日はお盆明け最初の週末であり、街中の人出もかなり多く、店頭でも多くのキャンペーンが行われる予定であったこともこの日を選んだ理由の一つです。

調査対象は以下の3店舗をピックアップしてみました。
いずれも日本通信のホームページで販売先として名前の挙がっている店舗です。

  1. ヨドバシカメラマルチメディア博多
  2. ビックカメラ天神1号館
  3. ビックカメラ天神2号館

露出はわずか。販売店員も勧めるのはY!mobile

1、ヨドバシカメラマルチメディア博多

博多駅からすぐということもあり、とにかく多くの人でにぎわっている店内。

店の入り口ではY!mobileのキャラクターである”ふてニャン”がお出迎えするなど、格安スマホコーナーには多くの人だかりができていました。

中央にはこのように格安SIMをずら~っとディスプレイしている棚があるのですが、肝心の「b-mobile S スマホ通話SIM」はというと、最下段のあまり目立たないところに・・・。

この写真では少しわかりにくいですが

最下段に日本通信のSIMを展示しており、そこに「b-mobile S スマホ通話SIM」がありました。
パンフレットなどはありません。

念のため販売店員に「ソフトバンクのiPhoneで使える格安SIMを探している」と伝えたところ、真っ先に紹介してくれたのは「U-mobile」でした。

その後、「iPhoneならY!mobileがお得です!5Sであればキャンペーン価格でご案内できます」とのことなので聞いてみると、店頭限定キャンペーンでiPhone5Sがほぼ無料で入手できることが判明しました。

■iPhone 5S

となると、2GB+10分通話プランの毎月の利用料が1,480円(2年目からは2,480円)です。

日本通信の2GBプランが2,800円であるため、Y!mobileの方がずっとお得です。(2年縛り&端末変更という手間はありますが)

日本通信がターゲットとしている「SIMロック解除できないiPhoneを持っているソフトバンクユーザー」のうち、iPhone5Sが好きで5SにこだわっているユーザーはY!mobileにしたほうが料金的にはお得ということですね。
なお、当日はiPhoneSEも特価で販売されていました。SEでも日本通信より安くなるようです。

「日本通信が安いSIMを出したからこういうキャンペーンやってるんですか?」と多少答えにくい質問をしたのですが、うまくかわされました。

「開通手続きをネットで行うタイプはお勧めしません」とのこと

2、ビックカメラ天神1号店

続いて向かったのはビックカメラ天神1号店。繁華街から近いのですが、売り場面積が小さいのが難点です。
こちらの格安SIM取扱いコーナーは比較的小規模であり、棚もヨドバシカメラの5分の1程度です。

「b-mobile S スマホ通話SIM」のパッケージは見当たりません。
販売店員に確認したところ、格安SIMはここに並んでいるだけとのこと。
残念ながらこの店では「b-mobile S スマホ通話SIM」を購入することができないようです。

店員曰く「ネットで開通申請する手間がかかるものよりも、店頭で開通手続きできるタイプの方がおススメです」とのこと。
売り場面積が狭いため、「b-mobile S スマホ通話SIM」を置くスペースが無かったものと判断しました。

最後に同じビックカメラの天神2号店に向かいました。

パッケージを見つけることができず・・・

3、ビックカメラの天神2号店

1号館よりも広い売り場面積を持ち、格安SIMの棚も大きめなのですが、残念ながらこちらでも「b-mobile S スマホ通話SIM」のパッケージを見つけることができませんでした。

その後、「ソフトバンク系のSIMであればU-mobileをおススメしますが、結果高くつきますよ。今はY!mobileでSIMフリーのiPhoneが安く手に入りますから」と、ヨドバシカメラと同じ案内をされました。

まとめ

結局、今回の店頭調査では、「b-mobile S スマホ通話SIM」を積極的に勧めるどころか、実質的に他社のプランの方がお得だという現実を目の当たりにしました。

もちろん、Y!mobileはキャンペーン中であり、いつでも安く端末が手に入るわけではありません。

しかし、「b-mobile S スマホ通話SIM」により格安SIM市場が倍になるという目論見は大きく外れている印象を持ちました。

事前の期待感が大きかっただけに、今回の店頭の状況にはがっかり感が半端ない結果となりました。

ちなみに店頭にこだわらず、ネットで入手するなら公式サイトが便利です。

参考:b-mobile公式サイト

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この記事を書いた人

h.katsura
h.katsura

福岡出身のフリーライター。就職を機に上京し人材コンサルタントや外資系ITベンチャー企業に勤務。

20年余の東京生活にピリオドを打ち2015年に福岡へUターンしフリーライターとして活動開始。