店頭でスマートフォンを買うのが当たり前だと思っていませんか?

NTTdocomoなどの3大キャリアは原則として量販店店頭や独自ショップ展開に力を入れ、スマートフォンの店頭販売を推し進めています。

結果、日本では端末を店頭で通信契約とのセット販売で買うことが「当たり前」となっており、キャリアもセット販売での割引制度の拡充を図ってきました。

しかし、昨年から総務省による端末販売規制が厳しくなったことを受け、セット販売により端末の大幅値引きが徐々に縮小しています。

「実質〇〇円」と安い価格を謳いながら実際は高い通信契約を結ばせる手法は、多くのユーザーに矛盾点を見抜かれ既に時代遅れとなっています。

格安SIM各社がシンプルな料金プランを掲げて市場シェアを伸ばしているのも理由の一つでしょう。結果的に端末は店頭で買うものからネットで買うものへとシフトしつつあるのです。

ところで、格安SIMを初めて利用する際、新しい端末を各安SIM会社のセット販売で買う場合と、それぞれ別々にネットで購入する場合とでは、どのくらいの価格差が生じるのでしょうか?

具体例を挙げながらいくつかの格安SIM会社のプランを比較してみましょう。

どっちがお得?店頭vsネット

■HUAWEI nova

では、多くの格安SIM会社で取り扱われているHUAWEI novaで比較してみましょう。
端末をネットで購入する時はamazonを利用すると仮定してみます。購入は分割ではなく一括購入での比較です。

購入方法 価格 備考
Amazon 35,050円
楽天モバイル 37,260円 通話SIMとセット購入の場合
DMMモバイル 34,344円 在庫一掃セール実施中
UQmobile 41,018円
IIJmio 37,584円 Amazonギフト券5,000円プレゼント中
イオンモバイル 40,824円
mineo 40,824円

※価格はすべて6/17現在のもの

いかがでしょうか?

ほとんどの場合、端末はamazonで買って別途SIM契約を行う方が安いことがお分かりいただけるでしょう。SIMとセット契約で買うよりも少し手間ですが、端末はamazonで購入する方がトータルでは安くなるということです。

なお、格安SIM会社は「端末購入サポート」のような割引制度を設けていない会社がほとんどであるため、単純に端末代金+月額料金=利用料金で計算できます。

また、端末を分割払いにすると分割払い手数料が発生するため割高になります。1年~2年のトータル金額で見ると、一括購入が最も負担が少ない購入方法だと言えるのです。

別々に買うことのデメリット

端末購入とSIM契約を別々に行うと安くなることは分かりました。では、別々に契約することのデメリットとは何でしょうか?

最も大きなデメリットは、各社が提供している端末サポートサービスを受けられない可能性があるということです。

利用している端末が水没や落下、故障などのトラブルに見舞われた場合、セット購入の端末であればサポートに加入することが可能であるため少ない自己負担で修理(もしくは交換)することが可能です。しかし別々に購入すると端末サポートに加入できないケースがあるため、万が一の場合には新品に買い替えるしかないといった事態に陥るかもしれません。

もうひとつ、初期設定の煩雑さが挙げられます。
店頭でのセット購入の場合、APN設定などをあらかじめショップの店員さんが行ってくれることがあります。その場合、受け取り後すぐに利用開始できるため、ユーザー側の手間がほとんどありません。

しかし別々に購入すると、すべての設定をユーザー自身で行うこととなります。

まとめ

設定方法に自身があり、端末を大切に扱うことに自信のある方であれば、amazonなどを利用して端末だけをお得に買うことで全体的な利用料金を安く抑えることが可能です。

一方、メカ音痴で設定などにあまり自信のない方は、多少高くはなりますがセット購入を選んだほうがよいでしょう。

なお、セット購入の場合は何かしらの割引キャンペーンが行われたり、価格そのものも激しく変動することがあるので、いろいろな格安SIM会社のサイトを見比べて比較することをおススメいたします。

この記事を書いた人

h.katsura
h.katsura
福岡出身のフリーライター。就職を機に上京し人材コンサルタントや外資系ITベンチャー企業に勤務。
20年余の東京生活にピリオドを打ち2015年に福岡へUターンしフリーライターとして活動開始。