MVNOとの契約にはクレジットカードが必須!?

MVNOとの契約は、原則としてクレジットカードが無いと契約できないことをご存知でしょうか?

3大キャリアの場合、クレジットカードが無くても店頭で口座からの引き落としや請求書払いなどが可能であり、料金支払い方法の選択肢が豊富です。端末代金を分割払いにする際にも、いわゆる信用保証機関を参照した審査はありますが、審査に通過すればクレジットカードを持ってなくても契約ができるのです。

しかし、格安SIMを販売している多くのMVNOはクレジットカードでの契約を基本としています。その理由として、以下のような事情があると推測されます。

1.MVNOはweb契約が主流であった

今でこそ店舗展開に力を入れているMVNO各社ですが、少し前まではwebでの申し込み~販売が主流でした。
現在でもwebしか窓口の無いMVNOは多数存在します。

MVNOに限らず、webで物を買ったり契約をしたりする場合の決済手段はクレジットカードです。特に毎月の料金が発生する通信契約は代引きなどの手段が取れないため、必然的にクレジットカードが必須となっているのです。

2.人的リソースの問題

申し込み審査や請求書発行など、これらの業務には一定の人的リソースが必要です。安い通信料金で収益を上げなければならないMVNOでは、そのような業務に割くリソースが無いことも影響しているでしょう。

クレジットカード以外の決済方法は?

今や国民の9割以上が保有していると言われるクレジットカード。MVNOとの契約ではほとんどのクレジットカードが使用できるため、契約に支障はないと思われます。しかし、例えば未成年や低所得者、非正規雇用者など、何かしらの理由でクレジットカードを持てない人もいるのは事実。そしてMVNOはそのような層もターゲットとなるのです。

さて、クレジットカード以外の決済手段について考えてみましょう。
通常の商取引を例に挙げてみましょう。

クレジットカード以外の支払い方法ですが、現金や請求書払い、口座引き落とし、デビットカード、仮想通貨(bitcoinなど)があります。これらの支払方法に対応しているMVNOは何社あるのでしょうか。

クレジットカード以外の決済方法を採用しているMVNO

国内のMVNOでクレジットカード以外の決済方法を採用している会社を一覧にしてみました。
なお、この表は2017年1月時点のデータです。

MVNO名 クレジットカード以外の決済手段 備考
楽天モバイル デビットカード
楽天スーパーポイント
端末分割払いはクレジットカードのみ
OCNモバイルONE 口座振替 カスタマーズフロントで手続き必須
TONE 口座振替
Tポイント
端末代は現金かクレジットカード
BIGLOBE SIM 口座振替 データSIMのみ。音声SIMはクレジットカード必須
ぷららモバイルLTE 口座振替など 既にぷららと契約のある方のみ既存の支払い方法を適用
J:COM MOBILE 口座振替 既にJcomと契約のある方のみ既存の支払い方法を適用
ロケットモバイル Bitcoin 2017年2月以降

一通りMVNOの支払い方法を調査してみましたが、他にもあるかも知れません。
なお、以前はデビットカードを使えたMVNOはもう少し多かったようですが、現在は減少傾向にあるとのことです。

まとめ

このように、クレジットカード以外の決済手段を利用できるMVNOは思ったよりも少なく、クレジットカード未保有者が格安スマホを契約するには選択肢があまりないのが現状です。

もちろん、プリペイド式スマホなどのサービスもありますが、何かと不便ですよね。従って、現時点ではデビットカードを利用できる楽天モバイルがクレジットカード未保有者にとって最も手軽に契約できる会社であると言えるでしょう。

また、今後の傾向ですが、各社の店頭販売拡大に伴い店頭手続きに限り多様な決済方法が選択できるようになる可能性があります。3大キャリアに対応していくためには決済方法を複数用意することが多くのユーザーを取り込むことにつながるため、今後の各社の対応から目が離せませんね。

この記事を書いた人

h.katsura
h.katsura
福岡出身のフリーライター。就職を機に上京し人材コンサルタントや外資系ITベンチャー企業に勤務。
20年余の東京生活にピリオドを打ち2015年に福岡へUターンしフリーライターとして活動開始。