観光地や花見のシーンでカメラ性能をチェック!

前回の記事で、日常のさまざまなシーンにおけるスマートフォンとデジタル一眼のカメラ性能を比較した記事を書きました。

スマートフォンのカメラ性能の向上は著しく、一見するとデジタル一眼入門機とほぼ変わらないクオリティの写真が撮れることも実証されました。

そこで今回は、スマートフォンでカメラを使うシーンとして常に上位に挙がる「観光地」と「花見」でその写真クオリティの差を確認してみようと思います。

カメラ性能比較 デジタル一眼vs格安スマホ

前回と同じく、比較対象となるスマートフォンとデジタル一眼は以下の通りです。

■スマートフォン
Huawei P9Lite メインカメラ1300万画素(F2.0 オートフォーカス)

■デジタル一眼カメラ
CANON EOS Kiss X7  1800万画素 標準ズームレンズ(EF-S18-55mm F3.5-5.6 オートフォーカス)+ EF5018STM F1.8単焦点)

スマートフォンのHuawei P9Liteはミドルスペックスマホとして売れ筋商品であり、2万円前半で購入できます。
またデジタル一眼のCANON EOS KissX7はデジタル一眼入門機として高い評判を得ており、初めてデジタル一眼を購入するユーザーから支持を集めています。

■シチュエーション【海沿いの観光地】

青い空と海、遠くの木々が生い茂る山、そして手前のロンドンバス。一つの画面に多くの色を取り込みコントラストの差が勝負を分けるシーンです。

まずはデジタル一眼から。

次にスマートフォン。

色鮮やかさという点で言えばデジタル一眼の圧勝です。遠方の山の立体感にも大きな差が生じています。

明暗の激しいシチュエーションにおいてはスマートフォンカメラのセンサー性能が追い付いていない印象を受けます。

■シチュエーション【逆光撮影】

逆光で写真を撮ることも多いでしょう。観光地をバックに写真を撮ろうとすると、後ろが眩しくて顔が真っ暗になってしまうこともよくあります。

しかし、逆光だからこそ印象的なシーンが撮れることもあるため、あえて逆光で観葉植物の撮影を行ってみました。

まずはデジタル一眼から。

スマートフォンがこちら。

こちらもスマートフォンにはやや厳しい結果となりました。葉の表面がしっかりと見えているデジタル一眼に対して、スマートフォンは黒くつぶれてしまっています。
これが人の顔だったらどうなるかを想像してみてください。顔だけでなく表情も暗くなってしまうと思います。

■シチュエーション【真っ赤な夕陽】

逆光の最たるシチュエーションと言えば夕陽の撮影でしょう。真っ赤に燃える夕陽の美しさは、ぜひSNSなどで共有したいと思う人は多いと思います。

では、まずデジタル一眼から。

次にスマートフォン。

太陽の周りの輪を除くと、人間の目に近いのはスマートフォンの方かと思います。
空のオレンジ色もほぼ見た目通り再現できています。

しかし、写真の美しさ、印象度といった点ではデジタル一眼の方に軍配が上がりますね。海面の光の反射具合の違いに着目するとよくわかると思います。

■シチュエーション【食べ物】

食べ物写真はSNSにアップする写真として最も多いのではないでしょうか。どれだけ美味しく見せられるかが「いいね」の数を増減させると言っても過言ではない気がします。

今回は観光地で食べるわらび餅を題材に選んで撮影しました。

デジタル一眼がこちら

そしてスマートフォンは「ナイスフード」モードで撮影

「ナイスフード」というだけあって、スマートフォンの方がくっきりと鮮明に食べ物を撮影しています。
ものすごくSNS映えしそうですね。
こちらはスマートフォンの方が美味しそうに見えます。

■シチュエーション【花見】

最後、美しい桜とお城の写真で比べてみましょう。日本において、桜と城との組み合わせはものすごく絵になると評判であり、外国人観光客もこぞって押し寄せるこの時期の一大観光スポットです。

また、桜の淡いピンク色はカメラ性能が低いと白っぽく写ってしまい、淡い綺麗なピンク色を再現できない可能性もあるため、性能比較には最適な素材なのです。

まずはデジタル一眼から

次にスマートフォンカメラです。

やはり桜色の表現に差が出てきますね。また、スマートフォンの写真だと桜の花が少しぼやけてしまっているのが残念です。

別の角度から撮影したもので比較してみましょう。

同じくデジタル一眼から。

次にスマートフォン。

いかがでしょうか。桜の色が綺麗に再現されているのはやはりデジタル一眼の方ですね。
どちらも綺麗ではありますが、こうやって比較すると結構大きな差であることがわかります。

まとめ

2回に分けてデジタル一眼とスマートフォンカメラとの差を検証してみました。
現段階ではまだまだ差があるとはいえ、スマートフォンカメラの性能はここ数年飛躍的に向上しており、上位機種では4K動画撮影可能なモデルまで登場し始めています。

「重いデジタル一眼を持ち歩くのはちょっと・・・」という方でも、スマートフォンカメラであれば手軽に撮影できてそれなりのクオリティの写真を撮ることができます。

実際、Huawei P9Liteというエントリーモデルでも1300万画素のカメラを搭載しこれだけのクオリティで写真が撮れるのです。
格安スマホの性能侮りがたし、ですね。

この記事を書いた人

h.katsura
h.katsura
福岡出身のフリーライター。就職を機に上京し人材コンサルタントや外資系ITベンチャー企業に勤務。
20年余の東京生活にピリオドを打ち2015年に福岡へUターンしフリーライターとして活動開始。