私は2015年にMVNOの一つであるIIJmio の「みおふぉん」に docomoからMNPをして月々の料金を8000円ほどから2000円くらいにまで下げることが出来ました。
今回は実際に1年半以上使ってきた感想をお伝えします。

サポート体制もしっかり整っているIIJmio の「みおふぉん」

「格安SIM」と言うと「キャリア携帯に比べてサポート体制が充実していないのでは?」というイメージがあるかもしれません。
実際わたしもそうでした。

当時はネットのみの手続きで、手続きをして数日経ってから自宅に新しい「SIMカード」が到着する会社が多い中「みおふぉん」は当時からビックカメラの店頭で即日MNPが出来たのです。

頻繁に通話機能は使わないとは言え、MNPの手続きの間に通話の出来ない空白の時間を最小限に抑えたかったので店頭で手続きが出来たのは非常に便利でした。
このサービスのおかげで午前中に店頭に行き、昼過ぎにはMNPが完了して”今までのスマホ”を使えたままで料金も抑えられました。

今使っている機種もそのまま使えるかも

「携帯会社を変えたらこれまでのスマホは使えなくなるのでは?」と思いますよね。
けれどこれまで使っていたスマホもそのまま使えるかもしれないんです。

基本的に「格安SIM」サービスはSIMフリーの端末を使うのですが、MVNOというのはdocomoやauにソフトバンクなど大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しているので、例えば使っている回線がdocomoならその端末をそのまま使う事が出来ます。

私が契約したIIJmio の「みおふぉん」はdocomoとauの回線を使っていて、元々docomoからMNPをしたため、これまで使っていたXperia Z1f をSIMカードを取り替えるだけで簡単に使う事が出来ました。

キャリアの携帯をそのまま使う場合は、それぞれの「格安SIM」サービスのサイトで動作確認済の端末を公開している事があるので参考にしてみて下さい。

設定もとても簡単

MVNOで「格安SIM」サービスを契約するとスマホにSIMカードを差して、APNという設定をする必要があります。
「何だか難しそう」と思うかもしれませんが、とても簡単で5分もあれば済んでしまいます。
Androidで契約したので今回はその設定方法を紹介します。

1、まずはホーム画面から「設定」を選んで「その他の設定」に進みます。

2、次に「モバイルネットワーク」を選びます。

3、次に「アクセスポイント名」を選びます。

4、「+」を押して新しくアクセスポイントを設定します。

5、「APNタイプ」を選びiijmio.jpと打ち込みます。

6、再びアクセスポイントの編集に戻って今度は「ユーザー名」を選択します。

7、mio@iijと打ち込みましょう。

8、パスワードは iijです。

9、最後にアクセスポイントの編集で「認証タイプ」を押します。

10、「PAPまたはCHAP」を選択して設定は完了です。

契約するMVNOによって打ち込む内容は変わりますが、大枠の形は同じです。

実際に2年近く使った正直な感想

契約の縛りが少なく自分のペースで使えるのはメリット

IIJmio の「みおふぉん」はネットだけを使うデータ通信に加えてオプションで通話機能も付けることが出来ます。

基本的にキャリアの携帯会社のような2年縛りはないのですが、もしもデータ通信だけでなくて通話機能もセットにしている場合は12カ月だけ違約金が発生するので注意が必要です。

「みおふぉん」自体の解約とMNPでの転出をした時には「音声通話機能解除調定金」というのが発生して、例えば残りが11ヶ月あるのに解約した時には月数×1000円(税抜き)がかかってしまい、この場合には11000円が発生していまいます。

もちろん残りの月数が少なくなるほどに違約金は少なくなり、残り2ヶ月で解約すれば2000円(税抜き)ほどで済んでしまいます。
いずれにしてもキャリアの携帯会社に比べれば自由度は高くて便利です。

データ通信だけなら1000円以下で使える

金額に関して、私が使っている「みおふぉん」は通話機能を付けないデータだけのプランだと3GBで900円(税抜き)から使えてしまいます
MNPをしてメインの回線として使うので通話機能を付けましたが、それでも700円(税抜き) を追加するだけで済んでしまいました。合計しても1600円(税抜き)なので、大手のキャリア料金の半額以下で使えています。

もちろん通話した分の料金はかかり、1分で40円(税抜き)ほどが大体の目安です。
ただし「みおふぉん」の場合は「みおふぉんダイアル」というアプリを使って電話をかけると50%OFFの1分20円(税抜き)で使えてしまうので、工夫をすれば更に料金を抑えられます。

みおふぉんダイアル

ネットに関してはちょっと空いた時間にニュースを見たりLINEをするくらいなら3GBで十分足ります。そして「今月は2,4GBしか使わなかった」という場合には余った600MBを翌月に持ち越せるので、3,6GB分を使う事が出来ます。これは使っていて便利な点でした。

逆に動画サイトを何時間も観る使い方をするとすぐに3GBになってしまうので、その場合はもっと上のプランを契約するのがおすすめです。ちなみに「ファミリースタートプラン」だと10GBまで使えて3260円(税抜き)です。

ネットを安く使いたい人には大きなメリット

今はスマートフォンが普及しているので、おそらく通話よりもネットを使っている(使いたい)という人が多いはずです。実際わたしもそうでした。

.今の大手の携帯会社の料金は「通話し放題」をプランの中に組み込んでいますが「それよりもネットを安く使いたい」というのが正直な感想ではないでしょうか?
そう言った意味でMVNOは定額で使えるデータ通信も充実しているので便利で、私自身それが理由で「格安SIM」に替えたのですが、更にネット安く使えた上に「定額通話」を加えたプランもあるんです。

キャリアで主流の「話し放題」プランも

私の場合は1分以内の要件だけを伝える電話をかける事が多いので、1回の通話が3分以内なら600円(税抜き)で「話し放題」になるオプションを付けました。

それとは別に、1回の通話が5分以内なら830円(税抜)で「話し放題」になるプランもあります。つまり「格安SIM」ならネットを安く使えて、キャリアの携帯会社のように「話し放題」のプランも付けられるんです。

私の毎月の合計の通信料金はデータ通信と通話機能、それに「話し放題」のオプションを付けても維持費が2200円(税抜き)で済んでいます。

キャリアメールは使えないけれどGmailやLINEで問題なし

最近はあまり使う機会も少ないですがキャリアの携帯会社で契約するとメールアドレスを使えますよね。
「格安SIM」にするとキャリアのメールは引き継げませんので、ここは注意が必要です。その場合はGmailに変えたり、今はLINEもあるので特に不便はありません。

データ通信とwifiを切り替えれば大容量の使い方も可能に

私は「みおふぉん」のデータ通信とは別にWIMAXも契約しているので、自宅にいる時にはデータ通信からwifiに切り替えて使う時もありますし、外出する時にもWIMAX を持っていくので、月によって契約の3GBを超えそうな時にはデータのバランスを取りながら使っています。

「格安SIM」と中古スマホを合わせれば初期費用を大幅に抑えられる

スマホを新しく買い替える時にどうやって購入していますか?
一括払いか2年かけて分割という方法が多いはずです。
もしも初期費用を抑えたいという時におすすめなのが中古のスマホを買って「格安SIM」に取り付けるという方法です。

あらかじめ使いたい「格安SIM」サービスがどのキャリアの回線を使っているかを確認して、中古スマホを取り扱っているお店に行ってみましょう。
2~3年落ちの物なら機種によっては1万円以下で買える物もあります。
そして「格安SIM」と合わせれば初期費用を大幅に抑えられます。
「壊れちゃったのでとりあえず必要」という人にもおすすめの方法と言えます。

まとめ

「格安SIM」にしたらメリットの方が多かった

これまでキャリアから「格安SIM」に乗り換えて不便さを感じたことはほとんどありません。
毎月の料金が半額以下になりましたし、縛りもぐっと減ったので自由度が増したというのが正直な感想です。
あえてデメリットを挙げるとすれば「何となく不安」という心理的な面ではないでしょうか。

これまではキャリアの携帯会社が当たり前という感じでしたが、今はたくさんの選択肢があるので「格安SIM」でスマホを使うというのも方法の一つになると思います。

※個人の感想です。