現在使っている格安SIM、格安スマホ

格安SIM:インターネットイニシアティブ「IIJmio(みおふぉん)」
格安スマホ:LG「Nexus 5X」

IIJmioの使用感


IIJmioは、キャリアに比べるとサポートが不安に感じるかもしれませんが、価格の差を考えれば許容範囲だと思います。
通話や通信の品質は通常の使用で違いが感じられないレベルであり、維持費を重視するならばおすすめです。
格安SIMサービスの中では比較的古くからあるため、安定していることも選定の理由になるでしょう。

通話の品質

通話品質については、これまでに使用したことがある大手キャリアと比べても遜色ありません。
具体的には、ソフトバンクとドコモの使用経験があるのでそれらとの比較となります。ドコモの回線を使用しているMVNOなので、これは当然ですね。

もし通話の品質に違いが現れるとすれば、回線の違いよりも端末の性能による部分が大きいのではないでしょうか。
キャリアで契約している端末から格安スマホに乗り換えた場合、機種によってはスピーカーやマイクの性能が低いことが考えられます。相手の声が聞き取りにくい・こちらの声が伝わりにくいと感じることがあるかもしれません。
これらの症状は、現在使用しているNexus 5Xでは気になりません。

最近では、無料通話アプリで通話する機会も多くなっています。そのため、この点はますます問題にならなくなっているのではないでしょうか。

データ通信の速度と品質

参考:http://www.musen-lan.com/speed/

スマートフォンユーザにとって重要なデータ通信の速度と安定性。
この点についても、体感的には乗り換え前に使用していたドコモと同様です。特に速度が遅いと感じることはありません。

むしろ、ドコモを使っていた頃よりも基地局が増えている分だけ駅構内などの地下でも圏外になることが少なくなっています。端末によっては電波を掴みにくいということがあるかもしれませんが、IIJmioに乗り換えたことによって通信が途切れる・遅いといったトラブルに見舞われたことはありません。
Nexus 5Xではごく普通に使用できています。

契約

SIMの契約はネットから簡単に済ませられます。
キャリアのように実店舗での契約でないので不安に感じる方もいるかもしれませんが、特に難しいことはありませんでした。公式サイトの指示に従ってフォームを入力していくだけで手続きが完了します。

ただし、一般的なパソコンの操作に慣れていない方は戸惑うかもしれません。
その場合は、パソコンに強い人に教えてもらうのが良いと思います。申し込みからSIMカードの到着までも非常に早かったため、スムーズに使い始められました。
MNPを利用した乗り換えの手続きも、電話で簡単に終わります。店舗での待ち時間がないので、ソフトバンクからドコモというキャリア間での乗り換えよりも早く済みました。

契約の難点

手続きそのものは簡単なのですが、格安SIM・格安スマホに慣れていないユーザが躓きそうなポイントとしてSIMのサイズの選択があります。
キャリアで契約する場合には、購入する端末に合わせてスタッフさんが選んでくれる部分です。

格安SIMを使う場合は、自分でSIMカードのサイズを選ばなくてはなりません。しかも、使用する端末によって対応するサイズが違うので注意が必要です。
最近ではあまり見かけなくなった通常サイズのSIM、多くのスマートフォンで使われているマイクロSIM、iPhoneやNexus 5Xなど、比較的新しい端末で採用されているナノSIMがあるので、自分が使いたい端末に対応しているサイズを確認して契約する必要があります。
おそらく、ここが格安SIMの利用で最も厄介なところです。
間違ってしまうと手数料を払ってSIMカードのサイズを変更する羽目になります。

SIMカードの認識

SIMカードを端末に挿入するだけで、特別な操作をしなくても簡単に認識されました。
ただし、初期状態では普通にキャリアのSIMカード(NTTドコモのSIMカード)として判断されてしまうようです。そのままではデータ通信ができなかったため、APN設定を行う必要がありました。
ここでの操作は、スマートフォンに慣れていない人にとって少し難しいでしょう。

特に「大きな通信容量やハイスペックな端末を必要としない父母に格安スマホを持たせたい」と考えているのであれば、この設定を済ませてから渡してあげるべきです。逆に、ある程度デジタルガジェットになじみのある人にとっては難しくありません。
SIMカードに同梱されているパンフレットか公式サイトの解説を読みながら設定すれば、すぐに通信可能になるはずです。

Nexus 5Xの使用感

総合的に満足度の高い端末です。外部バッテリーを持ち歩くことに抵抗がなければ、コストパフォーマンスが良く優秀と言えます。バッテリー以外では、キャリアのような端末の補償が無いことが不安要素となります。
落として画面を割ってしまったとなると、修理には実費で2万円程度の負担を覚悟しなければなりません。

端末概要

Nexus 5X
Nexus 5X

Nexus 5Xは、格安スマホの中では比較的値段の高い端末です。それでもキャリアの日本メーカー製端末に比べればかなり安いのですが、格安というよりはミドルレンジのSIMフリースマホです。

特徴は、Google純正端末であることです(製造はLG電子が行っています)。
あらゆる面でAndroidOSに最適化されており、Androidのバージョンアップが行われたときにもいち早く新OSが提供されます。
製造メーカーやキャリアの独自アプリが入っていないため、「購入時から不要なアプリがたくさん入っていて、しかもアンインストールできないのでストレージを圧迫する」といったことがないのもポイントです。使わないものが端末内に入っているだけで気持ち悪い、という潔癖な人にも良いかもしれません。

端末外観

外観は非常にシンプルです。正面から見るとベゼルが細く、大部分がスクリーンとなっています。
画面サイズが大きいので、動画の視聴やゲームアプリにも向いています。

本体カラーは複数あり、これはホワイトの端末です。背面が白なのですが、Nexus 5X専用のバンパーを付けてしまうとほとんど色は見えません。一応、端子部などの空いているところからちらりと見えます。
本体には充電や外部機器との接続に使用するUSB端子、ヘッドホンを接続するステレオミニジャック、そして裏側に指紋センサーが用意されています。
裏蓋は開けられないため、バッテリーの交換ができません。また、SIMカードは本体側面から挿入することになります。

充電

本体には、まだあまり普及していないUSB Type-Cのプラグを接続するための端子があります。裏表が無いので挿し間違えることがなく、通信も高速という便利な規格です。
ただ、現状では対応機器が少ないのが難点ですね。変換プラグは安価に手に入るため、これまでのスマートフォンやデジタルカメラなどの充電器・USBケーブルを流用することも可能です(電気容量の違いから、他の機器の充電器を流用することはあまりおすすめできませんが)。

本体付属の充電器はきちんとType-Cのプラグになっており、この充電器を使うことで高速充電が可能です。高速充電中は画面に充電完了までの残り時間が表示されます。
他の一般的なスマートフォンと比べてもかなり早く充電できるので、外出前に急いで充電したいときには嬉しい機能です。

指紋認識

指紋を登録しておくと、本体裏側の指紋センサーに触れるだけで画面ロックの解除やPlayストアでアプリを購入するときの認証を行えます
。登録していない指や他人の指でロックが解除できてしまうという誤認識は経験していませんが、少しでも指先が湿っていると認識されないことがあります。その上、何度か認証に失敗するとロックされてしばらく指紋認識が使えなくなってしまいます。
指紋認識機能は便利なのですが、あくまでおまけと考えるのが良さそうです。不満というほどではないものの、あまり期待するとがっかりするかもしれません。

カメラ

最近の一般的なスマートフォンに搭載されているカメラと同じレベルだと思います。あまり写真や動画を撮影することがないので評価しにくい項目ですが、これまでに使用した他の端末と同等ではないでしょうか。
アウトカメラ・インカメラともに特別に優れているとも、劣っているとも感じることはありませんでした。旅行中に風景を撮影する、イベントで自撮りする、いずれの場合も普通に使える性能でした。

動作速度

端末の処理速度は、ハイエンドなモンスターマシンに及びません。それでも、高性能なタブレット端末でのプレイを想定した3Dゲームでもなければ処理落ちすることなく動作します画面表示と音のズレが少ないため、リズムゲームをプレイする人にも安心です。処理速度に関しては、必要十分かやや余裕がある性能といったところです。本体価格を考えれば、これ以上を求めるのは贅沢でしょう。

大量のアプリを起動するとアプリケーション単位でのフリーズが発生することがありますが、OSを巻き込んだフリーズは経験していません。数週間に渡って電源を切らずに使用し続けるとアプリケーションの切り替えや起動でもたつくようになることがあるので、ときどき再起動してあげるのが良さそうです。

バッテリー消費

多くのスマートフォンユーザにとって重要な項目が、このバッテリーの持続時間ではないでしょうか。どんなに高性能な端末でも、外出中に電池が無くなってしまえばただの板です。
この点がNexus 5X(を含むNexusシリーズ全般)の唯一の弱点と言えるかもしれません。

大画面と薄型化の弊害か、Nexus 5Xのバッテリー持続時間はかなり短めです。
ずっとスリーブ状態にしておけば24時間経っても利用できます。しかし、外出中の経路検索やSNSへの書き込みといった一般的な利用を想定するとバッテリー容量はかなり厳しいものです。朝から帰宅まで電池が残っているか、常に心配しなければなりません。
ゲームアプリを利用した場合には、さらに状況が悪くなります。どのくらいの時間アプリを使うかにもよりますが、昼休みに一時間ゲームをすると帰宅までに外部バッテリーが必須となるレベルです。
画面が大きいこともあり、動画の視聴やゲームといった画面を表示したままにする使い方をすると一気に電池が減ってしまうようです。電池画面を確認すると、主に電池を消費しているのは画面表示やゲームアプリになっています。
他の部分は満足なのですが、多少本体サイズを犠牲にしてでももう少しバッテリー容量が大きくなればさらに良い端末になったと思います。

AndroidOS、プリインストールアプリ

前述の通り、プリインストールアプリは非常に少なくなっています。
最初からGoogleのサービスを利用するためのアプリがいくつかありますが、ほとんどアンインストール可能なので使うものだけ残せます。最初からGoogleNowランチャとGoogle日本語入力が導入されており、Googleのアプリに慣れている人にとってはそのままでも比較的使いやすい端末です。
もちろん、好きなランチャやIMEを使うこともできます。
自由にカスタマイズできるAndroidの特徴を存分に楽しめる端末です。

※個人の感想です。