毎月のスマホの通信料、バカになりませんよね。
それでも食費やレジャー費を削ってでもせっせと支払うのは、スマホが生活必需品になってしまっているからでしょう。
これは日本だけの現象ではありません。
自分がバリ島の某孤児院にボランティアに行ったとき、テレビでさえ共用のその施設で、ある程度年上の子どもたちのほとんどがなんと自分用のスマホを持っていました!

長らくガラケーを使っていた自分が「スマホを持ってみようかな」と重い腰を上げたのが2012年のことでした。
でも、ガラケーからスマホにすると毎月の負担が2~3倍になりそうなので二の足を踏んでいました。

そんな中、ある日「日経PC21」という雑誌の特集で、スマホ料金の格安プランがあることを知り、スマホデビューを果たしたのです。

格安SIMでスマホデビュー

その雑誌に載っていたスマホ料金の格安プランはいくつかありました。

端末台込みのプラン(月額4,000円程度)も魅力的でしたが、自分が選択したのは日本通信のAmazon限定「b-mobile4G LTE対応高速定額」というmicro SIMでした。
これは、まずAmazonでこのSIMカードを購入し、その後日本通信のサイトで加入申し込みをし、開通完了するものでした。

格安SIMを選んだ理由

自分がこの商品を選んだ理由は

1、月額1,980円であること。
通常のスマホ契約のパケット料金の3分の1ぐらいでした。

2、通話はガラケーで行う為、スマホではWEB閲覧が主だったこと。
「b-mobile4G」は通話ができないという欠点があったのですが、自分には関係のないことでした。
逆にガラケーだけだとWEB閲覧には不向きですし、LINEも有料になってしまいます。

3、月500MBまで使用可能で、しかも速度制限なしだったこと。
それほど頻繁にアクセスするわけではなかったので、月500MBであれば十分でした(後に月1GBになりました)。

4、「2年縛り」なし。
ケータイを途中解約すると多額の違約金が必要になるなど悪名高い(?)「2年縛り」ですが、「b-mobile4G」はいつでも解約可能なので気楽に導入できました。

5、LTE圏内であれば快適につながること。
自分の住んでいる地域では2012年当時、都会から遅れてようやく使える地域が増えてきました。
それまで使っていたガラケーでは、docomoのFOMAでこちらはすでに多くの地域で使えていましたが、「Xi(クロッシー)」というサービスでLTEがFOMAと同様の範囲で使えるようになったのです。

当時としてはFOMAの10倍とも言われる(実際にはそれほど速くなったとは感じられませんでしたが)LTEに対応しているということで魅力的に感じたのです。

契約する上で必要だったこと

「b-mobile4G」の入手自体はAmazonでワンクリックで出来ましたが、スマホの端末を別に自己調達することが必要でした。自分の場合は、ヤフオクで探しました。

無料のカタログなども集め、日本通信のホームページで対応機種であるかどうかチェックしながら最終的に選んだのがdocomoの「MEDIAS N-04D」でした。
機種としてはやや古くバッテリーの持ちなど不十分な面もありましたが、メールチェックや簡単なアプリ起動程度であれば十分な機能でした。

■MEDIAS LTE N-04D
■MEDIAS LTE N-04D

「MEDIAS N-04D」が届いたら、事前にAmazonから入手していた格安SIM「b-mobile4G」を差し込むだけで使用準備完了です。裏のカバーを開けてただ差し込むだけでしたが、とても小さい物なので壊れないように慎重に、行いました。

ちなみに「b-mobile4G」はスマホだけでなくモバイルWi-Fiルーターやデータ通信デバイスなどにも差し込むことができるようです。

 

また、開通の際には住所確認が必要でした。
インターネット上で開通手続きができるのですが、その後郵送された書類で住所確認をする必要があるのです。
少し面倒に感じましたが、確実に本人であることを確認するために大切なことなのでしょうね。
逆に不正利用されてしまうリスクが回避できると考えると、それほど負担には思えませんでした。

不満点

「b-mobile4G」を無事に利用開始でき、概ね満足に利用できたのですが、不満点がないわけではありませんでした。

1、利用休止について説明が不十分。
利用休止という制度があったので、利用が少ない月は1,980円払わなくてよいのかな、と思っていましたが、実は利用ができなくなるだけで月1,980円の利用料は必要だったのです。
スマホを紛失したときに他の人に勝手に使われないようにするための機能のようです。ネーミングが少し紛らわしいなと感じましたが、元々の料金が安いので仕方ないかなとも思いました。

2、スマホのアップデータができなかった。
「MEDIAS N-04D」は購入当時はAndroi2.3でした。その後、Android4.0の対応機種であるということなので、OSバージョンアップを楽しみにしていたのですが、何度手順通りに行ってもバージョンアップに失敗してしまいます。
試しにWi-Fi環境でアップデートを試してもみましたが、結果は同じでした。
そのため使えないアプリもいくつかありました。

自分の使い方

格安SIMである「b-mobile4G」は全ての人にとっておすすめ、というわけではありません。
自分の場合は使ってみて結構良かったな、と思います。

まず、先にも述べましたが通話はガラケーで行っていたということがあります。
ガラケーの月額が3000円前後ですから、「b-mobile4G」の月額1,980円を加えても5000円前後。
スマホを通常契約するより安かったのです。

また、スマホをたまに調べ物などでつかうだけでしたので、YouTubeの動画などを頻繁に見る、という使い方をしていたら、あっという間にデータ量制限の500MBを超えてしまっていたと思います。

自分にとって、この商品を使って良かったなと思うエピソードを一つご紹介します。
それは、2013年のお盆に行った富士山の山頂で辛うじて使えた話です。

山頂に登ったときに通信が不安定だったのですが、一応山頂に行った記念で日の出を写真に撮り、それをFacebookに投稿しました。
通信エラーなども何度か出て無事に投稿できたかどうかわかりませんでしたが、下山後に友人から「Facebookに富士山の写真が載っていましたね」と教えてもらい、ちゃんと送れたのだなと、感心しました!

後で知ったことですが、2013年6月に富士山が世界遺産登録されたことをうけて、docomo、AU、ソフトバンクの3社が富士山頂でのLTE対応を始めたようです。
7月から9月の山開き期間中に毎年行っているサービスのようで、2016年には下り最大375Mpsの通信速度も可能になっているようです。

格安SIMならではの注意点

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定額月1,980円で、それ以上の追加料金がかからないというのが魅力の「b-mobile4G」ですが、最大の注意点は500MBを過ぎると通信できなくなる、ということです。
そのため、使用料には十分注意しておくことが必要です。
また、スマホを使用する店舗がLTEの範囲内にあることも注意が必要でしょう。

月500MBを超えてしまった場合は

もしも月の使用データ量が500MBをこえた場合、その月の通信が一切できなくなります。
自分の場合は500MBを超えることはありませんでしたが、突然使えなくなるのは困りますよね。
もし500MBを使い切ってしまった場合でも、自分は利用しなかったのですが、追加料金1,980円を支払うことでさらに500MBの使用が可能でした。

ちなみに、500MBはどのぐらいかというと、WEB閲覧は2,000回以上、メールチェックはなんと10万通以上可能なので、問題なく使えました。ただし動画は約250分なので、毎日10分動画を見ても25日で使用限度に達する計算になります。

通信料が500MG→1GBへ

毎月の使用量が徐々に増えてきて月500GBでは物足りないな、と思っていた矢先、b-mobileから通信料がこれまでの500GBから1GBに増えるという嬉しいニュースがありました。
しかも、月額料金は据え置きの1,980円!
今からふりかえると月1GBでも少ない感じがしますが、当時としては料金が同じで2倍まで使えるというのは嬉しいニュースでした!

格安SIMの使用を終了

総評として、価格と使用料のバランスが良く、通話もしない自分にとって、いくつかの不満点はあったものの格安SIMはとて使い勝手が良かったです。
2年弱使っていましたが、そこで格安SIMの使用は終えました。
それはこの製品に不満があったというよりは、時の流れと共にこの製品では物足りなくなったということが大きかったです。
少しパケット料が高額にはなりましたが、キャリア携帯であるソフトバンクのiPhone6Sの契約に切り替えたのです。

今後について

■iPhone 6S

今現在は、自分はiPhone6Sを使用し、格安SIMは利用をやめたままですが、最近になってまた格安SIMを再開しようか検討中です。
その理由の一つは、以前使用していた当時に比べてデータ通信料が圧倒的に増えていることです。
例としてb-mobileでは月額2,380円で月25GBを使用できるようになっています。
自分が使っていた頃と比べて月400円高いですが、その代わりに25倍までデータ容量が使用できるというのは驚きです!

ただし、なんらかの不具合があった場合には自己責任で解決しなければなりません。
格安SIMが突然サービスを終了する可能性も否定できません。それらのことを総合的に考えて判断すべきでしょうね。

※個人の感想です。