OCNモバイルONE音声対応SIMの基本情報

現在OCNモバイルONE音声対応SIMをiPhone5Sで使用しています。以前はNTTdocomoと契約しており、NTTdocomoからのMNPで乗り換えました。
まず、契約しているOCNモバイルONE音声対応SIMの契約プランについてご説明します。

  • 契約プラン名:OCNモバイルONE音声対応SIM 3GB/月コース
  • オプションプラン:OCNでんわを付加
  • 契約期間:2016年3月~(継続中
  • 料金:OCNモバイルONE音声対応SIM 3GBプラン基本料    1,944円(税込)
  • 割引サービス:自宅の光ネット回線のプロバイダがOCNであるため、複数契約割引が適用され、合計金額から毎月200円割引されています。従って、毎月の基本料合計は税込み1,744円となります。
  • 音声通話について:従量制です。オプションのOCNでんわアプリを使用して発信することで、国内通話料30秒10円となります。なお、アプリを介しても相手先への番号通知はそのままなので特に問題ありません。

主な利用目的

フリーランスで仕事をしており、取引先との音声通話なども多くあります。また、経路検索や交通費精算などのアプリを多用しています。
なお、情報収集などはパソコンで行うことや、無料wifi(後述)の利用も多いため、1か月のデータ通信量はさほど多くはありません。

主な利用エリア

福岡市を中心に活動しているため、福岡市及びその近郊が主な利用エリアになります。たまに各地へ出張することもありますが、東京や大阪、あるいは九州内の主要都市といった都市部が多く、山間部などへ行くことはめったにありません。

なお、自宅には無線ルーターがあるため、在宅中は自宅のwifiで接続しています。

OCNを選んだ理由

 参考:http://service.ocn.ne.jp/mobile/one/
参考:http://service.ocn.ne.jp/mobile/one/

このOCNモバイルONE音声対応SIMですが、NTTdocomoからのMNPで加入しました。
選んだ理由ですが、以下のような背景があったという点が挙げられます。

1、NTTdocomoが高い

通話の多い時には月額10,000円を超える月もあり、通信費負担を減らしたかったことが最も大きな理由です。
また、15年以上長期利用しているにもかかわらずあまり価格的なメリットがないこと、近所のdocomoショップが常に混んでいて待たされること、家族割ばかり優先され単身者にはメリットのない価格体系などに嫌気がさしたということもあります。

2、docomoのLTE網が使える

とは言うものの、仕事で使用していることもあり、音声通話のエリアには気を使います。その点でやはりdocomoの通話エリアの広さは魅力であり、docomoの通信ネットワークを利用したMVNOをいくつか候補に挙げて検討しました。

3、プロバイダ契約がOCNであるから

価格の安い音声対応SIMのMVNOをいろいろ比較検討したのですが、自宅プロバイダがOCNであるため複数回線契約割引が適用されるということでOCNに決めました。

4、ヨドバシカメラ店頭で切り替えができる

MNPに関して、MVNOの多くはネットでの手続きに時間がかかります。
その点、OCNだとヨドバシカメラの店頭で乗り換え手続きができるということで、そういう利便性の高さもOCNに決めた理由の一つです。
実際、docomoからMNP番号を発行してもらい、店頭で手続きを行った後、約2時間後には乗り換えが完了し使用できる状態になりました。

通話のクオリティ

やはりdocomoの通信網を利用しているだけあって、通枠クオリティにはまったく問題ありません。
途中で回線が切れたり音声にディレイが発生したりすることもなく、MNP前と全く変わらない使い勝手です。

通話アプリのOCNでんわも、AppStoreからダウンロードしてすぐに使えるため手軽です。

●アプリ OCNでんわ
●アプリ OCNでんわ

このアプリですが、発信番号の頭にプレフィックス番号「003543」を自動で付与して発信する仕組みです。
相手先の番号表示はこちら側の電話番号が表示されるため、通話先が「誰からの電話だろう?」と混乱することもありません。

便利な専用アプリ

■OCN モバイル ONE アプリ

また、契約者専用の便利なアプリが利用可能です。
現時点でのデータ利用量をはじめ、現在の契約形態の確認、過去の請求明細の確認等を行うことができ、各種プラン変更などもこのアプリを介して実施することが可能です。
なお、データ通信に関しては使わなかった分を翌月まで繰り越すことが可能です。
写真の通り、毎月かなりの量を繰り越しています。

現在の利用方法だとビジネスユースがほとんどであること、そして次の章で説明する通り福岡市では街中の主要スポットに無料wifiが提供されているため、1か月3GBプランでも余裕なのです。

市が提供する無料wifiでデータ通信量を抑える

福岡市無料公衆無線LANサービス

仮にビジネスユースに限らなかったとしても、福岡市には上記のような無料のwifiスポットが市内のあちこちに設置されています。
地下鉄各駅やターミナル、待ち合わせ場所など、462か所のアクセスポイントがあるため、データ通信に関してはこの無料wifiを利用することでコストを抑えることができます。
福岡市以外でもこのようなサービスを導入している自治体はあるので、該当する自治体に住んでいる場合には安いMVNOをさらに安く利用できるかと思います。

不満点と言えばデータ通信のシャレにならない遅さ

料金や通話クオリティといった点では全く不満のないこのOCNモバイルONE音声対応SIMですが、データ通信速度の遅さはシャレになりません。
今回はより一般ユーザーに近いロケーションでデータ通信速度を計測してみようと思い、以下の時間帯とスポットをピックアップしてみました。

No 計測スポット 時間 選定理由
 地下鉄天神駅改札付近 12:30 オフィス街のランチタイム
深夜の住宅街 02:30 最も空いていると思われる時間
西鉄福岡駅 17:30 帰宅ラッシュが始まる時間帯
夜の住宅街 23:00 寝る前に動画見る人が多い時間帯

(調査日はいずれも平日)

なお、1と3については福岡市の無料wifiとの比較、4については自宅wifiとの比較を行っています。

1、地下鉄天神駅改札付近 12:30

福岡市最大の繁華街であり、買い物客もビジネスマンも多くがランチを食べていると思われる時間帯。当然スマホ使用者も多いと思われます。

■OCNネットワーク利用                

参考:https://fast.com/ja/

 

■福岡市の無料wifi利用

いきなり悲惨な数値を叩き出してくれました・・・。
圧倒的に遅いですね。試しにOCN接続状態でスマートニュースにアクセスしてみましたが、1ページ読み込むのに1分程度かかったのではないでしょうか。最悪です。
一方の福岡市無料wifiですが、こちらは快適です。
昼間の利用者が少ないのでしょうか。
さすがにセキュリティに不安を感じるため個人情報を入力するなどのサイトは利用しませんが、通常の利用であれば無料wifi利用がよいですね。

2、深夜の住宅街 02:30

おそらく多くの人が寝静まっている時間帯。この時間なら利用者も1日の中で最も少ないのではないでしょうか。つまり、ベストな回線パフォーマンスを発揮できると考えられますね。

■OCNネットワーク利用

この速度がおそらく福岡市でのOCNネットワークの上限ではないかと思います。
つまり、これ以上の速度はどうやっても出ないということですね・・・。

3、西鉄福岡駅 17:30

帰宅ラッシュが始まる時間帯です。
この時間帯は西鉄電車も3~5分間隔で運行しており、改札付近はかなり人通りが多くなります。

■OCNネットワーク利用 

■福岡市の無料wifi利用

OCNが善戦しています。
というか、この程度で善戦と言われるOCNが情けなくなります。混雑時の無料wifiよりも遅いのですから。
どちらを選択してもサイト閲覧は若干のストレスを感じます。これだと動画閲覧は無理ですね。

4、夜の住宅街 23:00

寝る前にベッドに入ってスマホで友達とLINEする、youtubeを見る、ゲームする、電話するといった人が多い時間帯です。
住宅地におけるトラフィック的には混雑する時間帯と言ってもいいでしょう。

■OCNネットワーク利用 

 

■自宅wifi(フレッツ光)利用

さすがにフレッツ光には負けますが、これまでの数値を見ていると1.1Mbpsでも十分早いのかなと錯覚すらしてしまいます。
スマートニュースを見る分には問題なし。試しにyoutubeを再生してみたところ、再生開始まで少し時間がかかりますが、再生開始後は特にストレスなくスムーズに再生できました。

OCNモバイルONE音声対応SIMのメリット&デメリット

私の場合、ビジネスユースメインであり、ゲームやストリーミング用途では使用しません。
また、街中の無料wifiが充実している福岡市在住という環境であるという点を考慮しなければなりません。
それらを踏まえた上で、このOCNモバイルONE音声対応SIMはメリットだらけと言えるでしょう。

3大キャリア、特にdocomoの場合だと、パケットパック契約は必須です。最も安いプランのデータSパック(2GB)でも月額3,500円。しかも2,700円のカケホーダイプランとセットでなければ契約できません。即ち、最低でも毎月6,200円は必ず発生します。
つまり、自宅wifiや無料wifiが充実している環境にありながらこれだけの出費が必要なのです。

一方のOCNモバイルONEだと従量制の通話料をあわせても毎月5,000円を超えたことがありません。

簡単に比較シミュレーションしてみます。端末代金はゼロ、通話時間は月120分程度と仮定します。

OCNモバイルONE NTTdocomo
通話料
(120分と仮定)
2,400円 2,700円
パケット定額料 1,800円 3,500円
端末代金 0円 0円
オプション 0円 300(SPモード)円
税込合計 4,536円 7,020円

この通り、毎月かなりの差が生じます。
通話時間が短ければもっと差が広がりますね。
逆にOCN利用でNTTdocomoを上回るには、毎月240分(4時間)通話する必要があります。
なお、OCN電話では「5分までならかけ放題850円プラン」が新しくリリース、キャンペーンで無料通話が10分まで延長されているため、NTTdocomoと逆転するにはかなり喋りまくらなければならないようです。
データ通信における速度の遅さは、ストリーミングやゲームといった用途をしないのであればあまり気にすることはありません。時間帯によって少しイラっとするかなという程度ですし、wifiという逃げ道もあります。

結論

OCNモバイルONE音声対応SIMは、wifi環境が整備されている地区・環境にいる人達にとって、通信費削減のために導入するにはベストだと言えるでしょう。
無駄なコストを払ってキャリアのプランを利用する理由はありません。特に通話重視の方はNTTdocomoと変わらない品質を確保できるためおススメです。
逆に、自宅wifiもなく街中の無料wifiも貧弱だという方は決して手を出さないほうが無難です。回線スピードの遅さはかなりのストレスになります。

※個人の感想です。

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